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  • トタンがセンベイ食べて
    春の日の夕暮は穏かです
    アンダースローされた灰が蒼ざめて
    春の日の夕暮は静かです
    (春の日の夕暮は静かです)
    吁!
    案山子はないか――あるまい
    馬嘶くか――嘶きもしまい
    ただただ月の光のヌメランとするままに
    従順なのは 春の日の夕暮か
    (従順なのは 春の日の夕暮か)
    ポトホトと野の中に伽藍は紅く
    荷馬車の車輪 油を失い
    私が歴史的現在に物を云えば
    嘲る嘲る 空と山とが
    (嘲る嘲る 空と山とが)
    瓦が一枚 はぐれました
    これから春の日の夕暮は
    無言ながら 前進します
    自らの 静脈管の中へです
    (自らの 静脈管の中へです)

  • [00:39.333]トタンがセンベイ食べて
    [00:45.924]春の日の夕暮は穏かです
    [00:52.555]アンダースローされた灰が蒼ざめて
    [00:57.204]春の日の夕暮は静かです
    [01:01.372](春の日の夕暮は静かです)
    [01:14.700]吁!
    [01:20.460]案山子はないか――あるまい
    [01:26.772]馬嘶くか――嘶きもしまい
    [01:33.460]ただただ月の光のヌメランとするままに
    [01:37.829]従順なのは 春の日の夕暮か
    [01:41.876](従順なのは 春の日の夕暮か)
    [02:08.461]ポトホトと野の中に伽藍は紅く
    [02:14.942]荷馬車の車輪 油を失い
    [02:21.485]私が歴史的現在に物を云えば
    [02:25.989]嘲る嘲る 空と山とが
    [02:30.046](嘲る嘲る 空と山とが)
    [02:34.638]瓦が一枚 はぐれました
    [02:40.941]これから春の日の夕暮は
    [02:47.422]無言ながら 前進します
    [02:51.622]自らの 静脈管の中へです
    [02:55.894](自らの 静脈管の中へです)
    [03:00.861]