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  • 君が植えた球根は、
    今も水あげているよ。
    「二人変わったんだ。」
    力無く、そう愛想笑いで。
    傷つく勇気もないから、
    虚勢をはると楽なんだ。
    満たされるココロ、もう無いから。
    僕はいつも顔に作り笑い。
    刻んでゆく時間の中で。
    つぶやいた「独りにも慣れたさ」。
    遡る記憶の中、愛してたのは、
    ただ「自分」だった。
    僕ら暮らしたあの日も
    忘れ、今は、胸も痛まないよ。
    強くなる日差しの部屋から
    ベランダに咲くヒヤシンス見ている。
    過ぎていく時間の中で。
    浮かんでは消えてく蜃気楼。
    せわしない日々に霞む
    聞き慣れた声はもう、響かずに。
    僕は無くしたカケラを
    拾い集め、もう思い出さないよ。
    広くなったベッドの上から
    ベランダに咲くヒヤシンス見ている。
    あんなに二人惹かれ合って、
    そう、幸せだったあの日々も。
    互いの身勝手ばっかりに、
    微妙に距離を奪い合った。
    素直に言えば良かったんだ。
    君と生きるこの瞬間を。
    ただ僕は言わなかったんだ。
    「一生守っていきたい」と。
    あの日、夢見た明日も、
    ゆるり消えて。でも忘れないよ。
    あれから何年か経っても、
    同じ空、夕日見ているよ。
    二人夢見た頃から
    時は流れ、たまに思い出すよ。
    日の当たる書斎の窓から、
    この庭に咲くヒヤシンス見ている。
    見ている。
  • [00:23.549]君が植えた球根は、
    [00:29.078]今も水あげているよ。
    [00:34.980]「二人変わったんだ。」
    [00:40.426]力無く、そう愛想笑いで。
    [00:57.590]傷つく勇気もないから、
    [01:02.957]虚勢をはると楽なんだ。
    [01:08.555]満たされるココロ、もう無いから。
    [01:14.077]僕はいつも顔に作り笑い。
    [01:20.121]刻んでゆく時間の中で。
    [01:25.701]つぶやいた「独りにも慣れたさ」。
    [01:31.406]遡る記憶の中、愛してたのは、
    [01:38.072]ただ「自分」だった。
    [01:41.834]僕ら暮らしたあの日も
    [01:47.375]忘れ、今は、胸も痛まないよ。
    [01:53.276]強くなる日差しの部屋から
    [01:58.841]ベランダに咲くヒヤシンス見ている。
    [02:16.631]過ぎていく時間の中で。
    [02:22.050]浮かんでは消えてく蜃気楼。
    [02:27.730]せわしない日々に霞む
    [02:31.944]聞き慣れた声はもう、響かずに。
    [02:38.382]僕は無くしたカケラを
    [02:43.931]拾い集め、もう思い出さないよ。
    [02:49.698]広くなったベッドの上から
    [02:55.224]ベランダに咲くヒヤシンス見ている。
    [03:13.009]あんなに二人惹かれ合って、
    [03:15.471]そう、幸せだったあの日々も。
    [03:18.530]互いの身勝手ばっかりに、
    [03:21.424]微妙に距離を奪い合った。
    [03:24.205]素直に言えば良かったんだ。
    [03:26.952]君と生きるこの瞬間を。
    [03:29.880]ただ僕は言わなかったんだ。
    [03:32.645]「一生守っていきたい」と。
    [03:37.479]あの日、夢見た明日も、
    [03:43.173]ゆるり消えて。でも忘れないよ。
    [03:48.932]あれから何年か経っても、
    [03:54.599]同じ空、夕日見ているよ。
    [04:00.251]二人夢見た頃から
    [04:05.892]時は流れ、たまに思い出すよ。
    [04:11.432]日の当たる書斎の窓から、
    [04:17.069]この庭に咲くヒヤシンス見ている。
    [04:34.195]見ている。