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  • 作词 : ナカシマ
    作曲 : ナカシマ
    春は母胎である冬の亡骸を食んで健やかに
    白い毛皮を砂と太陽に汚す幼い獣
    危篤を彷徨い落ちた山茶花たちの見る夢が
    泥に変わり果てた故郷を発つ
    牙を揃えても 血の味を覚えても
    無垢の罪なら雨が洗い風が乾かすだろう
    今 鏡のようなグラン ドへ落ちた朝が
    すぐに僕らの影も拭い去ってゆくのだろう
    ただ君の名前を叫んでみたい大声で
    でも真空の世界に許された揺るぎはなく噤む
    幾千の花言葉を借りて有り余る沈黙と
    まだ食欲は絶えない
    嗚呼 残酷な唾液が
    止め処なく溢れ出して
    今 砂塵の中で写真機を構えた僕に
    きっと君の姿は捉えられはしない
    空を仰いだレンズ
    夜が眩しい
    君の身体にこの世界はもう狭い
    次に君が眠りから覚めると僕はいない
    今君を手にした答を知るんだ僕は
    目を覆いたくなる程に美しく食い尽くしてよ
    ただ君の名前を覚えていたい最後まで
    ほら真空の世界に許された揺らぎが一つ
    歌うその旋律に合わせて君は命の限り踊る
    そして薄れてゆく思い出に宿る次 の春の命が
  • [00:00.000] 作词 : ナカシマ
    [00:01.000] 作曲 : ナカシマ
    [00:06.00]春は母胎である冬の亡骸を食んで健やかに
    [00:11.63]白い毛皮を砂と太陽に汚す幼い獣
    [00:31.28]危篤を彷徨い落ちた山茶花たちの見る夢が
    [00:36.90]泥に変わり果てた故郷を発つ
    [00:42.91]牙を揃えても 血の味を覚えても
    [00:49.15]無垢の罪なら雨が洗い風が乾かすだろう
    [00:56.55]今 鏡のようなグラン ドへ落ちた朝が
    [01:03.39]すぐに僕らの影も拭い去ってゆくのだろう
    [01:10.57]ただ君の名前を叫んでみたい大声で
    [01:17.21]でも真空の世界に許された揺るぎはなく噤む
    [01:24.18]幾千の花言葉を借りて有り余る沈黙と
    [01:41.27]まだ食欲は絶えない
    [01:46.67]嗚呼 残酷な唾液が
    [01:52.39]止め処なく溢れ出して
    [01:58.02]今 砂塵の中で写真機を構えた僕に
    [02:04.39]きっと君の姿は捉えられはしない
    [02:09.99]空を仰いだレンズ
    [02:13.58]夜が眩しい
    [02:16.66]君の身体にこの世界はもう狭い
    [02:26.70]次に君が眠りから覚めると僕はいない
    [02:58.36]今君を手にした答を知るんだ僕は
    [03:04.28]目を覆いたくなる程に美しく食い尽くしてよ
    [03:11.46]ただ君の名前を覚えていたい最後まで
    [03:18.07]ほら真空の世界に許された揺らぎが一つ
    [03:24.59]歌うその旋律に合わせて君は命の限り踊る
    [03:31.43]そして薄れてゆく思い出に宿る次 の春の命が