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  • 初めてお目にかかります。
    私の名前は園田海未と申します。
    海のように心の広く、
    また、何処までも終わる事なく伸びていく
    大きな女性に育つようにと
    両親が願ってつけてくれました。
    本日はどうぞよろしくお願い致します。
    特技はお琴と長唄、武道では剣道です。
    私達9人は、生徒の数が凄く減ってしまって、
    廃校も間近と言われる学院の再興を願って
    アイドル活動を始める事になりました。
    私の生まれ 育った町は
    東京の真ん中の方にある古い町で、
    秋葉原や神田 神保町といった
    有名なスポットに挟まれた
    小さくて、あまり特徴の無い穏やかな町です。
    所々には、戦争の前に
    建てられたままの建物も残っていて
    代々住んでる人の多い町。
    私も曾お婆ちゃんの代からここに住んでいて、
    落ち着いた優しい空気が大好きな町です。
    その町の真ん中に、
    まるで象徴のように優しく立っていた
    私たちの学校が廃校になるなんて
    本当に、悲しくて...
    まるで、
    今でも悪い夢を見ているような心地がします。
    祖母も通い、母も通い、
    地域の人みんなに愛されて、
    賑やかだった歴史ある音ノ木坂学院。
    子供の頃は私も、
    いつかあの制服を着て学校に通うんだ!
    という憧れに
    ささやかな胸を膨らませていました。
    まさかその学校が無くなってしまうなんて、
    本当に 人の世は儚いもの…。
    そんな時の流れや社会の流れに逆らうには、
    私たちの力なんて、
    本当に、本当に小さなもので
    有って無いようなものなのかもしれません。
    でも、やっぱり、
    むざむざとその流れに身を任せる事は、
    私には出来ない。
    私たちの大好きな学校に、
    どうかもう一度 輝きを取り戻してほしい!
    そのために、
    私たちに出来る事なら何でもしたい!
    そう思うようになりました。
    「お家再興を願う」は武家の習い。
    時代を繋ぎ、世を繋ぎ、
    健やかな玉のような跡取りを
    次代に残してこそ、
    女子の本懐です。
    そのためには、
    まずは私たちの事を知って貰わなくては!
    と、少し単純かもしれませんが、
    そんな風に思って
    今、私は皆さんの前に立っています。
    少しでも、
    私たちに興味を持って頂けたなら、
    あなたの力を貸して下さい!
    私も、私たちに出来る精一杯で、
    否!誰にも負けない愛と勇気!
    で、あなたに元気と笑顔をお返しします!
  • [00:00.60]初めてお目にかかります。
    [00:02.66]私の名前は園田海未と申します。
    [00:06.73]海のように心の広く、
    [00:08.99]また、何処までも終わる事なく伸びていく
    [00:11.60]大きな女性に育つようにと
    [00:13.77]両親が願ってつけてくれました。
    [00:16.88]本日はどうぞよろしくお願い致します。
    [00:22.19]特技はお琴と長唄、武道では剣道です。
    [00:26.96]私達9人は、生徒の数が凄く減ってしまって、
    [00:31.23]廃校も間近と言われる学院の再興を願って
    [00:34.51]アイドル活動を始める事になりました。
    [00:38.27]私の生まれ 育った町は
    [00:40.43]東京の真ん中の方にある古い町で、
    [00:43.55]秋葉原や神田 神保町といった
    [00:46.21]有名なスポットに挟まれた
    [00:48.57]小さくて、あまり特徴の無い穏やかな町です。
    [00:52.58]所々には、戦争の前に
    [00:54.64]建てられたままの建物も残っていて
    [00:57.57]代々住んでる人の多い町。
    [01:01.38]私も曾お婆ちゃんの代からここに住んでいて、
    [01:05.41]落ち着いた優しい空気が大好きな町です。
    [01:10.97]その町の真ん中に、
    [01:12.88]まるで象徴のように優しく立っていた
    [01:15.11]私たちの学校が廃校になるなんて
    [01:18.29]本当に、悲しくて...
    [01:20.85]まるで、
    [01:21.52]今でも悪い夢を見ているような心地がします。
    [01:26.08]祖母も通い、母も通い、
    [01:29.09]地域の人みんなに愛されて、
    [01:31.35]賑やかだった歴史ある音ノ木坂学院。
    [01:34.63]子供の頃は私も、
    [01:36.66]いつかあの制服を着て学校に通うんだ!
    [01:39.59]という憧れに
    [01:40.40]ささやかな胸を膨らませていました。
    [01:44.33]まさかその学校が無くなってしまうなんて、
    [01:48.35]本当に 人の世は儚いもの…。
    [01:53.01]そんな時の流れや社会の流れに逆らうには、
    [01:56.52]私たちの力なんて、
    [01:58.48]本当に、本当に小さなもので
    [02:01.29]有って無いようなものなのかもしれません。
    [02:04.74]でも、やっぱり、
    [02:07.36]むざむざとその流れに身を任せる事は、
    [02:09.90]私には出来ない。
    [02:12.13]私たちの大好きな学校に、
    [02:13.79]どうかもう一度 輝きを取り戻してほしい!
    [02:17.90]そのために、
    [02:19.08]私たちに出来る事なら何でもしたい!
    [02:22.13]そう思うようになりました。
    [02:25.66]「お家再興を願う」は武家の習い。
    [02:28.79]時代を繋ぎ、世を繋ぎ、
    [02:31.49]健やかな玉のような跡取りを
    [02:33.61]次代に残してこそ、
    [02:35.31]女子の本懐です。
    [02:38.43]そのためには、
    [02:39.80]まずは私たちの事を知って貰わなくては!
    [02:42.92]と、少し単純かもしれませんが、
    [02:45.34]そんな風に思って
    [02:47.29]今、私は皆さんの前に立っています。
    [02:51.03]少しでも、
    [02:52.15]私たちに興味を持って頂けたなら、
    [02:54.96]あなたの力を貸して下さい!
    [02:57.39]私も、私たちに出来る精一杯で、
    [03:01.22]否!誰にも負けない愛と勇気!
    [03:05.70]で、あなたに元気と笑顔をお返しします!