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足音響(あのとひび)かせて
叢立(むらだち)は勇(いさ)む
いざや鬼殿(おにどの)へ
その首を討(う)たんと
暮れ懸(か)かる空に
昔時(せきじ)を打ち捨て
守らう俤(おもかげ)
瞼(まなぶた)に紊(みだ)れる
焔(ほむら)を掲(かか)げよ
鬨(とき)の声を呼ぶ
今宵帰(よこいかえ)る
道などいらぬ
朽ち果てたこの骨に
唯(ただ)花が咲けば良い
荒(あら)ぶる爪牙(そうが)に
屍累々(かばねるいるい)と
在りし日の夢は
散(ち)り散(ぢ)りに毀(こぼ)れる
血に濡れた友の
唇は歌う
さらば愛(いと)し子よ
健やかに生きよと
其の歌を刃(やいば)に
竦(すく)む足を駆(か)る
語(かた)り継(つ)がう
名前はいらぬ
朽ち果てたこの骨に
唯 花が咲けば良い
いつか時は
総てを浚(さら)い
光射(ひかりさ)す この阜(おか)を
また幼子(おさなご)は駈けるだろう
寄り添い往(ゆ)く
生き世は失(う)せど
骨に咲く其の花に
君が微笑めば良い
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- [00:18.980]足音響(あのとひび)かせて
[00:22.060]叢立(むらだち)は勇(いさ)む
[00:25.140]いざや鬼殿(おにどの)へ
[00:28.250]その首を討(う)たんと
[00:31.490]暮れ懸(か)かる空に
[00:34.540]昔時(せきじ)を打ち捨て
[00:37.640]守らう俤(おもかげ)
[00:40.900]瞼(まなぶた)に紊(みだ)れる
[00:43.930]焔(ほむら)を掲(かか)げよ
[00:50.230]鬨(とき)の声を呼ぶ
[00:59.300]今宵帰(よこいかえ)る
[01:05.470]道などいらぬ
[01:11.860]朽ち果てたこの骨に
[01:17.900]唯(ただ)花が咲けば良い
[01:24.740]荒(あら)ぶる爪牙(そうが)に
[01:27.770]屍累々(かばねるいるい)と
[01:30.980]在りし日の夢は
[01:34.010]散(ち)り散(ぢ)りに毀(こぼ)れる
[01:37.290]血に濡れた友の
[01:40.320]唇は歌う
[01:43.440]さらば愛(いと)し子よ
[01:46.570]健やかに生きよと
[01:49.550]其の歌を刃(やいば)に
[01:55.640]竦(すく)む足を駆(か)る
[02:05.110]語(かた)り継(つ)がう
[02:11.260]名前はいらぬ
[02:17.360]朽ち果てたこの骨に
[02:23.660]唯 花が咲けば良い
[02:30.510]
[03:20.330]いつか時は
[03:26.760]総てを浚(さら)い
[03:33.090]光射(ひかりさ)す この阜(おか)を
[03:39.260]また幼子(おさなご)は駈けるだろう
[03:45.400]寄り添い往(ゆ)く
[03:52.060]生き世は失(う)せど
[03:58.010]骨に咲く其の花に
[04:04.270]君が微笑めば良い
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