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  • 作词 : 魂音泉
    作曲 : ZUN


    三つ折りにした手紙
    ふすま越し 背な合わせ
    もう逢えぬやも知れぬ
    せめて一目
    衣擦れの音 かすかな吐息 気怠さまじり
    青い火の燃ゆるは過去の昔
    紅鮭の解した身のごとく朝はしごく軽やか
    灯籠の佇まいのごとく
    夜は密かに
    逆さまの影と狐火の往く
    賢しらの猿は金切り声
    びりりびりりと破られる音に
    手遅れの気配が胸をしめる
    控え目に抱き寄せた腕 一抓り 白い指
    今更よ 莫迦ね
    薄い微笑みに隠れた意味を
    見落としていた訳ではないけど
    三つ叉の道の先うなる煙の都
    もう何もが違えば
    此処は何処
    人波は早過ぎて横目に嘲りまじり
    可哀そうに
    あの御方 化かされたね
    朝焼けの眩しさは いつでも あくびののち忘れて
    夕焼けの怪しさは いつまでも
    こびり付いたまま
    路地裏の陰を黒猫が行く
    傘売りの翁はささやき声
    ひらりひらりと舞う紙吹雪に
    遅過ぎる涙が頬を伝う
    知らぬ間に差し出した指
    一掴み 知らぬ腕
    あら 何方かしら
    薄い微笑みの意味など既に
    有耶無耶のままに霞んで消えた
  • [00:00.000] 作词 : 魂音泉
    [00:00.000] 作曲 : ZUN
    [00:00.00]
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    [00:41.56]三つ折りにした手紙
    [00:44.79]ふすま越し 背な合わせ
    [00:48.03]もう逢えぬやも知れぬ
    [00:51.03]せめて一目
    [00:54.15]衣擦れの音 かすかな吐息 気怠さまじり
    [01:00.80]青い火の燃ゆるは過去の昔
    [01:07.11]紅鮭の解した身のごとく朝はしごく軽やか
    [01:13.61]灯籠の佇まいのごとく
    [01:16.77]夜は密かに
    [01:19.95]逆さまの影と狐火の往く
    [01:26.38]賢しらの猿は金切り声
    [01:32.75]びりりびりりと破られる音に
    [01:39.15]手遅れの気配が胸をしめる
    [01:45.85]控え目に抱き寄せた腕 一抓り 白い指
    [01:54.86]今更よ 莫迦ね
    [01:58.37]薄い微笑みに隠れた意味を
    [02:04.76]見落としていた訳ではないけど
    [02:25.57]三つ叉の道の先うなる煙の都
    [02:32.00]もう何もが違えば
    [02:34.96]此処は何処
    [02:38.31]人波は早過ぎて横目に嘲りまじり
    [02:44.67]可哀そうに
    [02:46.46]あの御方 化かされたね
    [02:51.14]朝焼けの眩しさは いつでも あくびののち忘れて
    [02:57.56]夕焼けの怪しさは いつまでも
    [03:00.75]こびり付いたまま
    [03:03.95]路地裏の陰を黒猫が行く
    [03:10.39]傘売りの翁はささやき声
    [03:16.75]ひらりひらりと舞う紙吹雪に
    [03:23.15]遅過ぎる涙が頬を伝う
    [03:29.58]知らぬ間に差し出した指
    [03:35.99]一掴み 知らぬ腕
    [03:38.82]あら 何方かしら
    [03:42.39]薄い微笑みの意味など既に
    [03:48.79]有耶無耶のままに霞んで消えた