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夢、覚めた。曇った空。
遠く、雨。俯く。
「…―――。」 「…―――。」
電車窓、日が射した。
眩しくって目を細めた
奪われた。 『指定席』。
立ち位置も、確保できず。
あ、そっか。
そんなもの最初っからなかったっけ?
まぁいいや。いつもの事です。
夢を見て辿り着いたこの場所は
ただの『希望廃棄工場』でした
競いあい潰された心の行方は、曖昧な未来。
それはそれは、分かってたはずの『現実』ってやつでした
夢を見せられて、夢に溺れてた
気が付いたらもう、誰も居なかった
一人ぼっちの迷子の心は
曖昧な拍子にぷかり浮かぶんだ
進行に従って、不安定な拍を刻みます
元々宇宙にぽかんと一つ
浮いてるだけの星なんです
そんな上でバランス保って
太陽と月の間あたりで、毎日必死に生きています
生きています
夢を描いて辿り着いたこの場所は
ただの『希望廃棄工場』でした
分かってたはずの『現実』なのに
どうして涙が止まないんだろう
夢が冷めて、息もできなくなった
此処に冷却処分しましょう
最後だね、今までありがと、ね
此処に眠る、『皆』の―――。
Good night. Good night.
沢山の夢と一緒に
おやすみ。
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- [00:30.43]夢、覚めた。曇った空。
[00:40.76]遠く、雨。俯く。
[00:49.05]「…―――。」 「…―――。」
[00:51.69]電車窓、日が射した。
[00:57.21]眩しくって目を細めた
[01:02.51]奪われた。 『指定席』。
[01:07.80]立ち位置も、確保できず。
[01:13.34]あ、そっか。
[01:15.69]そんなもの最初っからなかったっけ?
[01:23.78]まぁいいや。いつもの事です。
[01:34.92]夢を見て辿り着いたこの場所は
[01:40.02]ただの『希望廃棄工場』でした
[01:45.22]競いあい潰された心の行方は、曖昧な未来。
[01:54.76]それはそれは、分かってたはずの『現実』ってやつでした
[02:43.61]夢を見せられて、夢に溺れてた
[02:53.18]気が付いたらもう、誰も居なかった
[03:02.60]一人ぼっちの迷子の心は
[03:11.95]曖昧な拍子にぷかり浮かぶんだ
[03:22.71]進行に従って、不安定な拍を刻みます
[03:28.88]元々宇宙にぽかんと一つ
[03:31.23]浮いてるだけの星なんです
[03:33.76]そんな上でバランス保って
[03:36.60]太陽と月の間あたりで、毎日必死に生きています
[03:42.46]生きています
[03:43.61]夢を描いて辿り着いたこの場所は
[03:49.63]ただの『希望廃棄工場』でした
[03:54.72]分かってたはずの『現実』なのに
[04:00.36]どうして涙が止まないんだろう
[04:05.63]夢が冷めて、息もできなくなった
[04:10.91]此処に冷却処分しましょう
[04:16.14]最後だね、今までありがと、ね
[04:21.34]此処に眠る、『皆』の―――。
[04:25.67]Good night. Good night.
[04:28.20]沢山の夢と一緒に
[04:34.22]おやすみ。