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独りになった
小さな部屋で
刻む機械に耳を澄ませば
やけに遠い朝焼けが涙を笑ってた
ユーリカの箱庭
夜をなぞった街を作ろう
箱庭遊び 騙る人形
床一面 彩った
少女の幾つもの世界で
集合広場 母胎シェルター
蒸気機関 鳥型飛行船
他人に見せるでもなく
遊び場を拡げてた
それはどこか寂しげで
また今日も街が産まれた
何十年だって何百年だって
それは其処にあった
でも「誰も関係なんかないんだ」って
少女は外界を絶った
大きな部屋の片隅から ただ見下ろす
小さな箱庭の愛を届けて
貴方と貴方の嫌いな人にも
小石の欠片 積み上げた丘
蛹が孵る蒸し暑い空に
浮かぶ月を遮った窓に反射する声
天井から
吊るされた
鐘を打ち鳴らした
「この音は君に届きますか」
当たり前だったはずの
閉ざされた部屋の真ん中で
浴びた朝日は鎖を解くようで
気が遠くなるほど
永遠を身籠り続けたの
もう時間は廻りだした
何千年だって何万年だって
其処にあるはずだった
でも街は砂に変わって
人形たちのネジは巻かれなかった
外を求めた少女の意志
軋む音が耳を刺す古いドアを押し開け
「君に、どの街の話をしようか。」
-END-
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- [00:00.00]独りになった
[00:02.05]小さな部屋で
[00:03.29]刻む機械に耳を澄ませば
[00:05.85]やけに遠い朝焼けが涙を笑ってた
[00:10.08]
[00:15.81]ユーリカの箱庭
[00:28.43]
[00:31.15]夜をなぞった街を作ろう
[00:33.62]箱庭遊び 騙る人形
[00:36.15]床一面 彩った
[00:38.25]少女の幾つもの世界で
[00:40.97]
[00:51.29]集合広場 母胎シェルター
[00:53.81]蒸気機関 鳥型飛行船
[00:56.39]他人に見せるでもなく
[00:58.46]遊び場を拡げてた
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[01:00.65]それはどこか寂しげで
[01:05.72]また今日も街が産まれた
[01:10.88]
[01:11.27]何十年だって何百年だって
[01:13.80]それは其処にあった
[01:15.73]でも「誰も関係なんかないんだ」って
[01:18.84]少女は外界を絶った
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[01:21.26]大きな部屋の片隅から ただ見下ろす
[01:24.25]小さな箱庭の愛を届けて
[01:26.71]貴方と貴方の嫌いな人にも
[01:31.62]
[01:44.70]小石の欠片 積み上げた丘
[01:46.85]蛹が孵る蒸し暑い空に
[01:49.37]浮かぶ月を遮った窓に反射する声
[01:53.28]
[01:53.69]天井から
[01:56.31]吊るされた
[01:58.71]鐘を打ち鳴らした
[02:01.77]「この音は君に届きますか」
[02:04.61]
[02:33.78]当たり前だったはずの
[02:35.67]閉ざされた部屋の真ん中で
[02:39.06]浴びた朝日は鎖を解くようで
[02:43.58]気が遠くなるほど
[02:45.90]永遠を身籠り続けたの
[02:49.26]もう時間は廻りだした
[02:51.53]
[02:53.55]何千年だって何万年だって
[02:56.11]其処にあるはずだった
[02:57.99]でも街は砂に変わって
[02:59.78]人形たちのネジは巻かれなかった
[03:02.72]外を求めた少女の意志
[03:05.83]軋む音が耳を刺す古いドアを押し開け
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[03:09.22]「君に、どの街の話をしようか。」
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