当前位置:首页 > 歌词大全 > 犬返し歌词
  • 刃(やいば)の上を歩くような、険しい道─。
    それは犬返し。
    断崖(きりぎし)の上の細き道だ。
    一歩足を踏み外せばそこは地獄。
    深き谷底が口を開けて待っている。
    それでも俺は、俺たちは、この道を駆け抜ける。
    あたかも、いっしんに流れ落ちて行く激流のようにな。
    だが俺たちが先へ急ぐのは、
    己れが平らかな道に出るためじゃねえ。
    道なき道を切り開き、
    あの遙かなる地平へとつなげるためだ。
    嗚呼、しかし、こんな犬返しにも桜は咲くんだ。
    愛でることは叶わず、
    ましてや手折ることなど思いもしねえが
    瞼を閉じれば桜が咲き続ける。
    ─それだけでいい。
    俺は行く。
    前だけを見つめて。
    人は、誰でもひとつの道しか走ることはできねえ。
    俺たちの選んだ道は、引き返すことはもちろん、
    立ち止まることだって許されねえ。
    しかし、俺の目の前には尊(たっと)ぶべき仲間の背中がある。
    そして俺の後ろには、
    疾風(はやて)のようにあとをついて来る奴等がいる。
    まるで、迷うことなく共に突き進んで行く獰猛な狼の群れのようにな。
    この烈しき時代のうねり、それに押し流されぬため、抗うために、
    俺たちは固くこの手を結んだ。
    そして、魂をも結んで進むと決めたんだ。
    嗚呼、この危うい日々も、ふと気づけば春は来る。
    あの桜も散ると分かっていながら、繚乱と空を飾る。
    その下を、俺たちはこの断崖(きりぎし)の上を疾走(はし)る。
    ─たとえ二度と会えなくても、懐におまえの記憶をしまったまま…。
    断崖(きりぎし)に咲いた桜よ、
    あんまりおまえが可憐に微笑むから、
    俺も、こんな戯言(ざれごと)を語ってしまったのかもしれねえな。
    しかし、今日を限りに、
    俺の全ての想いは胸にしまう。
    艶やかなおまえの面影。
    生涯に一度の想い出。
    たとえたまゆらでも、それだけでいい。
    ─俺は行く。
    影さえも、残さずに。
  • [00:17.35]刃(やいば)の上を歩くような、険しい道─。
    [00:21.14]それは犬返し。
    [00:23.00]断崖(きりぎし)の上の細き道だ。
    [00:25.63]一歩足を踏み外せばそこは地獄。
    [00:29.84]深き谷底が口を開けて待っている。
    [00:32.47]それでも俺は、俺たちは、この道を駆け抜ける。
    [00:38.53]あたかも、いっしんに流れ落ちて行く激流のようにな。
    [00:48.78]だが俺たちが先へ急ぐのは、
    [00:52.20]己れが平らかな道に出るためじゃねえ。
    [00:56.55]道なき道を切り開き、
    [00:59.80]あの遙かなる地平へとつなげるためだ。
    [01:06.89]嗚呼、しかし、こんな犬返しにも桜は咲くんだ。
    [01:11.30]愛でることは叶わず、
    [01:13.70]ましてや手折ることなど思いもしねえが
    [01:15.66]瞼を閉じれば桜が咲き続ける。
    [01:19.80]─それだけでいい。
    [01:20.46]俺は行く。
    [01:22.01]前だけを見つめて。
    [01:35.20]人は、誰でもひとつの道しか走ることはできねえ。
    [01:40.40]俺たちの選んだ道は、引き返すことはもちろん、
    [01:44.85]立ち止まることだって許されねえ。
    [01:47.78]しかし、俺の目の前には尊(たっと)ぶべき仲間の背中がある。
    [01:53.33]そして俺の後ろには、
    [01:55.87]疾風(はやて)のようにあとをついて来る奴等がいる。
    [01:59.22]まるで、迷うことなく共に突き進んで行く獰猛な狼の群れのようにな。
    [02:06.72]この烈しき時代のうねり、それに押し流されぬため、抗うために、
    [02:13.81]俺たちは固くこの手を結んだ。
    [02:16.74]そして、魂をも結んで進むと決めたんだ。
    [02:25.06]嗚呼、この危うい日々も、ふと気づけば春は来る。
    [02:29.75]あの桜も散ると分かっていながら、繚乱と空を飾る。
    [02:33.83]その下を、俺たちはこの断崖(きりぎし)の上を疾走(はし)る。
    [02:37.57]─たとえ二度と会えなくても、懐におまえの記憶をしまったまま…。
    [03:01.31]断崖(きりぎし)に咲いた桜よ、
    [03:04.24]あんまりおまえが可憐に微笑むから、
    [03:08.37]俺も、こんな戯言(ざれごと)を語ってしまったのかもしれねえな。
    [03:19.20]しかし、今日を限りに、
    [03:21.73]俺の全ての想いは胸にしまう。
    [03:24.61]艶やかなおまえの面影。
    [03:27.33]生涯に一度の想い出。
    [03:29.82]たとえたまゆらでも、それだけでいい。
    [03:33.94]─俺は行く。
    [03:35.66]影さえも、残さずに。