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  • 風が紡ぐ街へと 一人荷を背負い
    鼓動の先を告げる絆を 今はまだ知らずに
    遠く離れし郷里(さと)の願いを抱いて
    道行く人に尋ね歩く この風の行方を
    かつて災いを運んできた種は
    何れまた同じ業を積み上げるのだろう
    根源を繋ぐ螺旋の木よ
    この地に住まう者 全てに伝えて
    もしも明日を包む光を望むなら
    新たな道の先をどうか拒むなかれ、と
    旅空の下過ぎゆく 小さき邑々(むらむら)は
    朽ち果てて忘れ去られる 病に蝕まれて
    古き縁(えにし)を辿る掟を廃せば
    凝り固まった鬱念が 其を許さず縛り付ける
    遠き大地よりもたらす 異郷の知と技を
    否定されて踏みつぶされて 何も救えぬことを知った
    苦しむ人がいる それを和らげる術もある
    けれどそれを望まぬ者に どうしてこの手を伸ばせようか
    諦めに沈んだ私に <嘆かないで 外つ国人よ>
    ほのかに笑いかけてくれた <貴女の厚意を疑いはしない>
    少女が語る古よりの <けれど風と歩んできた>
    約束 即ち…… <我らには我らの法があるのです>
    風と大地へ捧ぐ生命(いのち)を 少女は抱き逝くのだろう <風と生きる我らの約束>
    無力に立ちすくむ私に ただありがとうと笑って <恐れはしないわ 誇りにこそ思う>
    優しき魂に安らぎを 愛しき心に祝福を <螺旋のゆりかご 再び廻るから>
    君が守らんとしたこの地に 私は挑もう何度でも <気付いてください また逢えたなら>
  • [00:22.78]風が紡ぐ街へと 一人荷を背負い
    [00:32.40]鼓動の先を告げる絆を 今はまだ知らずに
    [00:42.6]遠く離れし郷里(さと)の願いを抱いて
    [00:51.58]道行く人に尋ね歩く この風の行方を
    [01:03.99]かつて災いを運んできた種は
    [01:12.79]何れまた同じ業を積み上げるのだろう
    [01:25.68]根源を繋ぐ螺旋の木よ
    [01:34.81]この地に住まう者 全てに伝えて
    [01:44.84]もしも明日を包む光を望むなら
    [01:54.46]新たな道の先をどうか拒むなかれ、と
    [02:03.54]旅空の下過ぎゆく 小さき邑々(むらむら)は
    [02:13.16]朽ち果てて忘れ去られる 病に蝕まれて
    [02:51.61]古き縁(えにし)を辿る掟を廃せば
    [03:01.17]凝り固まった鬱念が 其を許さず縛り付ける
    [03:10.79]遠き大地よりもたらす 異郷の知と技を
    [03:20.47]否定されて踏みつぶされて 何も救えぬことを知った
    [03:30.7]苦しむ人がいる それを和らげる術もある
    [03:39.25]けれどそれを望まぬ者に どうしてこの手を伸ばせようか
    [03:48.84]諦めに沈んだ私に <嘆かないで 外つ国人よ>
    [03:53.99]ほのかに笑いかけてくれた <貴女の厚意を疑いはしない>
    [03:58.0]少女が語る古よりの <けれど風と歩んできた>
    [04:03.86]約束 即ち…… <我らには我らの法があるのです>
    [04:10.4]風と大地へ捧ぐ生命(いのち)を 少女は抱き逝くのだろう <風と生きる我らの約束>
    [04:19.72]無力に立ちすくむ私に ただありがとうと笑って <恐れはしないわ 誇りにこそ思う>
    [04:29.63]優しき魂に安らぎを 愛しき心に祝福を <螺旋のゆりかご 再び廻るから>
    [04:38.84]君が守らんとしたこの地に 私は挑もう何度でも <気付いてください また逢えたなら>