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  • 月明かりがそっと差し込む真夜中の3時にふと目を覚ます
    高い高いをしてもらった記憶を夢に見た
    優秀すぎる兄弟子たちの背中に何とか追いつきたいけど
    今日も1日紅茶を淹れて役に立たず終わる
    「 」さあ唱えてごらん
    顔を失くしたソーサラーは笑う
    魔術は天使には使いこなせない
    古くからの言い伝え
    「 」口にしちゃいけない
    銀色の杖はただ弧を描く
    灯りの灯ることのないシャンデリア
    封じられた呪文はまだ本の中
    初めてできたお友だちは欲しがるもの全て有していて
    近づく程に離れていく感覚を覚えた
    手を引かれた夕食会カンテラを片手に立ち尽くした
    寒くて尚暖かかったあの日が蘇る
    「 」ほら唱えてごらん
    面影の消えたソーサラーは笑う
    降りても足の着けられぬ階段の
    行く末は知らされぬまま
    「 」口にしなきゃいけない
    エメラルドの瞳に涙一筋
    捨て駒なんてのは始めからわかってる
    ただあなたの役に立ちたいんだ
    「 」
    結局僕は出来損ないだった
    でも君は素晴らしい魔法使いだ
    最初で最後のおともだち
    壊れて歪んで散った大事な大事な世界
    救ってやってくださいまし、どうかどうか
    魔力の欠片もなかった少年は
    今ひとり静かに眠りについた
  • [00:32.440]月明かりがそっと差し込む真夜中の3時にふと目を覚ます
    [00:40.670]高い高いをしてもらった記憶を夢に見た
    [00:48.460]優秀すぎる兄弟子たちの背中に何とか追いつきたいけど
    [00:55.680]今日も1日紅茶を淹れて役に立たず終わる
    [01:03.27]「 」さあ唱えてごらん
    [01:07.590]顔を失くしたソーサラーは笑う
    [01:11.250]魔術は天使には使いこなせない
    [01:15.220]古くからの言い伝え
    [01:19.25]「 」口にしちゃいけない
    [01:23.150]銀色の杖はただ弧を描く
    [01:27.540]灯りの灯ることのないシャンデリア
    [01:31.420]封じられた呪文はまだ本の中
    [01:52.560]初めてできたお友だちは欲しがるもの全て有していて
    [01:59.470]近づく程に離れていく感覚を覚えた
    [02:07.670]手を引かれた夕食会カンテラを片手に立ち尽くした
    [02:15.400]寒くて尚暖かかったあの日が蘇る
    [02:23.21]「 」ほら唱えてごらん
    [02:27.430]面影の消えたソーサラーは笑う
    [02:31.090]降りても足の着けられぬ階段の
    [02:34.700]行く末は知らされぬまま
    [02:39.46]「 」口にしなきゃいけない
    [02:43.060]エメラルドの瞳に涙一筋
    [02:47.180]捨て駒なんてのは始めからわかってる
    [02:51.410]ただあなたの役に立ちたいんだ
    [03:27.64]「 」
    [03:31.240]結局僕は出来損ないだった
    [03:35.110]でも君は素晴らしい魔法使いだ
    [03:39.580]最初で最後のおともだち
    [03:43.660]壊れて歪んで散った大事な大事な世界
    [03:47.520]救ってやってくださいまし、どうかどうか
    [03:51.140]魔力の欠片もなかった少年は
    [03:55.380]今ひとり静かに眠りについた