[00:00.00] [00:00.950]何時も見慣れた髪に [00:06.210]触れて見据えていた [00:11.730]君の寝顔は 僕の眼を [00:18.490]惹き付けていた [00:24.980]寝息立てて [00:30.410]息を止めた [00:35.840]曖昧な夢 [00:38.780]見えないようにした花束 [00:55.720]キミの見慣れた髪に [01:00.737]触れられず 見据えていた [01:06.206]何処にもいないボクの [01:10.986]手を引き付けていた [01:19.498]寝癖立てて [01:25.058]綻ばせた [01:30.406]雷鳴の音 [01:32.718]思い出してしまう花束 [02:06.346]きりがない競い合いで [02:11.578]背伸びして付けた [02:16.907]柱の印 とうに [02:22.497]意味を無くしていた [02:28.317]錻力みたいに錆びた [02:33.417]車輪が鳴いていた [02:38.897]石の羅列の黴に [02:43.977]陽が照りつけていた [02:52.459]襟を正し [02:57.828]手を合わせた [03:00.837]哥哥 空蝉の音 [03:05.537]揺れた気がした儚花 [03:11.298]