[00:01.609]暗い瞼の奥に潜む [00:06.467]私を呼ぶ声 [00:08.653]懐かしい声の音 [00:11.061]「どこにいるの?」 [00:13.222]見渡しても影形もない [00:18.029]「君はまぼろし?」 [00:45.053]湖の水面を見てみたり [00:47.593]井戸の奥まで叫んでみたり [00:50.280]その存在を確かめようと [00:52.724]不意に振り返ってみたり [00:55.398]背中合わせに聞こえる [00:57.760]何か引っ掛かる [01:00.172]温もりと綺麗なまでに並んだ音 [01:06.254]反芻した声に呼びかける [01:10.528]「君は誰だ、一体何者なんだ」 [01:15.949]ぼやけて映る声が反射する [01:20.485]「僕は僕だ、君こそ一体誰なんだ」 [01:26.594]見えない影と瓜二つの声 [01:28.985]喉の真上から「君」の声 [01:31.655]重なる音に手と手繋ぐように [01:35.744]探るの、君の行方を [01:46.816]生み出されたものを並べて [01:52.344]気づけば溢れていた音 [01:57.133]そうか君の声はここから [02:02.414]聞こえていたんだね [02:09.509]もし目の前に現れたら [02:14.916]「初めまして、僕の声」 [02:20.404]そんな妄想もほら、音と共に [02:27.977]歌にしてしまおうか [02:33.354]反芻した声と声を合わせ [02:37.576]重なるメロディライン [02:40.849]君とのボーダーラインを [02:43.715]消し去るように歌いあげる [02:47.844]嘘みたいな未来がきっと [02:51.910]生まれるはずだから [02:58.975]見えない影と瓜二つの声 [03:01.388]喉の真上から「君」の声 [03:03.766]重なる音に手と手繋ぐように [03:08.033]探るの、君の行方を [03:12.279]不可能だって分かっても [03:15.997]その「もし」を信じちゃってさ [03:18.904]高らかに声を張り上げて [03:24.657]音を重ね手と手合わすように [03:29.867]そんなこと考えるなんて [03:35.213]「「君は」」 [03:36.427]「「じつに」」 [03:37.590]「「馬鹿だなあ!」」