[00:00.000]最近の宝物は [00:02.091]形のないものばかりで [00:05.086]手ざわりのないまま [00:08.094]面影を慈しんでいる [00:11.054]心をひとつ電子回路にのせて [00:17.043]伝えたい [00:19.052]それが恐ろしい [00:34.043]入り組んだ駅みたい [00:36.082]行き先に迷うたび [00:39.097]ただしい機会はいつも [00:42.096]遠ざかっていく [00:44.096]だれもがすばらしくて [00:47.084]ぼくはそうじゃないみたい [00:50.075]鏡の水垢のむこうにはまた [00:55.079]かなしげなあなた [01:03.016]だれかと比べるほどに [01:05.087]醜く見えてしまう [01:08.062]与えられた形を [01:11.035]赦すことが 怖かった [01:14.042]想い出にならない日々を誰も覚えてないでしょう [01:19.094]そのなかにひとつ [01:23.033]ひとつだけ宝物があった [02:11.020]痛いような言葉、視線、空気 [02:19.063]しらないふりして [02:21.099]それが分け隔てのない愛としても [02:25.036]裏表のある行為としても [02:28.040]おさえられない呼吸や存在を [02:32.030]ただ赦して [02:45.070]だれかと比べるほどに [02:48.096]醜く見えてしまう [02:51.062]与えられた形を [02:54.018]赦すことが 怖かった [02:58.068]また、誰にとってもなんでもない毎日で [03:02.850]透き通る鉢を満たす光に出会いたい [03:10.840]なんでもない毎日で [03:15.200]end.