[00:00.00] 作词 : カンザキイオリ [00:01.00] 作曲 : カンザキイオリ [00:12.33]一歩一歩が足の裏を劈(つんざ)いて [00:18.41]鈍感な心も跳ね上がって過呼吸気味 [00:24.30]「もう僕を守るものはないけれど」 [00:30.33]続きは出てこない情景に彷徨い [00:35.86]どうしても肌をすり抜ける全てに [00:42.03]どうしても別れを言えなかった [00:48.39]新しいこと始める度に [00:51.32]内心誰かが邪魔をする [00:54.30]電車の中じゃ [00:56.65]大人たちはスマホに夢中なのに [01:00.32]「誰も僕を止められない [01:03.32]止めるのは僕自身だ」 [01:06.30]そう 俯き呟いた、後悔に彷徨い [01:11.73]どうしても知れないことがある [01:18.05]どうしてもうまく呼吸ができない [01:23.91]リュクサックに詰めた ハリボテの双眼鏡 [01:29.46]彷徨い歩く僕ら何が見えるかな [01:48.45]スニーカーを買い替えて [01:50.74]長い髪もバッサリ切った [01:54.26]ショートカットで見る世界は [01:57.24]何故か妙に色彩が綺麗で [02:00.24]思わず口から出た [02:02.80]「もう僕を守るものは無いけれど [02:06.27]それでもいい 傷ついた過去があるから」 [02:11.90]どうしても別れを言えなかった [02:18.00]どうしても上手く涙が出せない [02:23.80]旅立つ僕にはどうにも言えない [02:29.82]霞んで頭を彷徨う [02:32.11]さよならが言えなかった [02:36.37]知らない街ばかりになって [02:42.37]埃が目の中に入って [02:48.37]ささくれがまた痛み出して [02:53.51]心細くなって 陽の明かりが邪魔をする [03:00.40]ポケットのチョコレートは無くなって [03:03.72]不安ばかりが連なった [03:07.67]電車を降りたら知らない世界で [03:12.40]「それでもいい [03:14.24]寂しさは思い出となるから」 [03:18.52]変わりゆく自分に [03:20.58]まだ初めましてが言えない [03:24.47]運命を妄想と呼んで [03:27.29]別れを悪戯と笑った [03:30.31]培った人生を置いて [03:33.03]見たいものを見るんだ [03:36.06]スニーカーも長い髪も [03:39.18]自分さえ不確かなままで [03:42.30]何と出会うかな [03:44.90]生涯を流離(さすら)い [03:47.74]永遠を彷徨 [04:01.30]どうしても世界を見たかった [04:07.18]どうしても世界を知りたかった