[00:00.68]誰かの心臓とぼくの心臓との間に空いた、 [00:05.57]感覚や感性の方向性を、 [00:08.56]ただ考えている。 [00:10.30] [00:10.48]実装された生活の上に注がれた情報を、 [00:15.30]預けもできず抱えもできない、 [00:17.75]この毎日を流している。 [00:19.81] [00:20.14]冒頭数秒で分かる神経や [00:23.32]視界の違いに、 [00:24.83]形容できない痛覚と共にまた、 [00:27.87]階梯を下っている。 [00:29.62] [00:29.91]差し渡された祈りの言葉に重なる価値を、 [00:34.53]たくさんの切創を埋める何かを、 [00:37.31]ずっと、ただ探している。 [00:39.22] [00:46.78]ずっと、ただ探している。 [00:56.55]ずっと、ただ探している。 [00:58.67] [01:17.85]ぼくの心臓ときみの [01:20.77]心臓との間にできた、 [01:22.80]感覚や感性の方向性を、 [01:25.80]また考えている。 [01:27.40] [01:27.61]実装された生活の上に注がれた情報を、 [01:32.38]言葉で整理して、 [01:34.04]段々と自分を刻み込んでいる。 [01:37.10] [01:37.30]冒頭数秒で分かる神経や [01:40.58]視界の違いに、 [01:41.97]「またもう一回」 [01:43.22]と向かい合って、 [01:44.90]階梯を昇っている。 [01:46.75] [01:46.96]その差し出した祈りの言葉に重なる意味を、 [01:51.72]あの幸福を皆で一緒に、 [01:54.32]この場所で、思い出している。 [01:56.84] [02:03.65]この場所で、思い出している。 [02:13.42]この場所で、思い出している。 [02:15.91]