[00:00.00]冷たい雨のように 滲み透り消えてゆく [00:09.63]言葉も温度も虚ろに溶けて [00:16.19]混ざり合ってる [00:19.24] [00:35.51]肌寒い空気が揺蕩う 遠くに聞こえる [00:43.64]貨物列車の音 闇に寄り添うように [00:52.17]穴蔵みたいな住処の中で二人は [01:00.73]朝を待つようにそっと 息を潜めたまま [01:08.72]冷たい雨のように 滲み透り消えてゆく [01:18.16]多大の体温信じようとして 絆となぞり [01:27.48] [01:43.98]町のうねに と遠く伸びるに灯るランプた [01:52.57]異国の動物の鼓動にも似ていた [02:01.22]この町の底 おりとしてれあいながら [02:09.81]一人とり残される 予感に怯えてる [02:18.32]冷たい雨のように 言葉は冷えて消える [02:26.97]多大を抱いて捕まえようとして [02:33.73]絡み合ってる [02:36.52] [03:27.03]夜の街の片隅 [03:31.16]身を寄せ一人二人 [03:35.43]どこかへゆくことのなく 互いに [03:42.33]甘えあってる [03:44.18]冷たい雨は上がり [03:48.37]湿るのは部屋の中 [03:52.61]朝が来ることから逃げて二人 [03:59.48]絡み合ってる [04:06.43]