[00:00.00] [00:00.91]“嘘をつくのは得意なんだ” [00:04.21]“でも、本音は少し苦手でさ” [00:07.76]“可笑しいね、いつだって” [00:11.39]“本当の咄が、一番嘘臭いんだよ” [00:14.49] [00:22.42]ビバップな浮遊感 夜が次第に乱反射して [00:26.18]ツービートで光って たまには愚痴っちゃって良いかな [00:29.78]「ねえ、ちょっと話そうか。馬鹿な自傷症性なんだけど、 [00:33.68]もうなんか収まらない。ネタ話だって体で一つどう?」 [00:37.96] [00:44.59]「じゃあ、ちょっと喋ろうか。僕の非凡でいて妙なとこ [00:48.37]平凡を装った 僕がずっと悩んでいる事」 [00:51.95]「十年は経ちそうなある日『怪物』の声がして [00:55.84]心臓を飲み込んだ 『嘘をつき続けろ』ってさ」 [00:59.06] [00:59.30]「それ以来、僕は嘘つきで [01:02.26]騙せない人や物も無くなって [01:05.98]『怪物』に成り果てちゃってさ [01:09.64]…あぁ、ごめんね!泣かないで!全部法螺話だよ?」 [01:12.99] [01:13.45]「オーマイダーティ!なんて醜態!」 僕は誤摩化す [01:17.18]なんて言ったって この本心は不気味じゃない? [01:20.92]偽って、そっぽ向いて、嘘を重ねて  [01:24.50]僕は今日もまた 徒然、嘲笑う [01:27.51] [01:41.63]ビバップ、消えそうな 夜が嫌いそうな少女にも [01:45.38]ツービート、泣きそうな 嘘が嫌いな青少年にも [01:49.11]そう、もう同じ様に ちゃちな「理想」がインプットして [01:52.97]心臓を飲み込んだ それ以来気付いたんだ、僕らは [01:56.63] [01:56.76]「単純に理想叶ったとして、 [01:59.40]一人ぼっちじゃこの世は生きていけない」 [02:03.27]「それも嘘?」 「いやいや、本心だよ?」 [02:06.69]崩れそうな脳が『NO』で満ち満ちていく [02:10.31] [02:10.71]「オーマイダーティ!もっと聴いて!」 [02:12.75]僕の心を 我が儘を この嘘を 本物を [02:18.13]「寂しいよ」なんて言った 僕は変わらない [02:22.10]ニヤけそうな程、常々呆れてる [02:25.04] [02:37.50]「オーマイダーティ!もう嫌いだ!」 ほら、聴かせてよ [02:42.16]呆れちゃう様な 僕なんて もう救えない? [02:45.85]『問題ないぜ』なんて言って 君は変わらない [02:49.27]「あぁ、ミスっちゃった」 また不気味な僕に、常々溺れていく [02:53.61] [02:58.68]“あぁ、ちょっと喋り過ぎちゃったね” [03:00.58]“まぁ、ただの『法螺話』だからさ” [03:02.34]“それじゃあ今日はこの辺で” [03:04.27]“次に合図が鳴った時は” [03:06.09]“もっと不思議な咄をするよ”