[00:00.000] 作词 : ハチ [00:00.522] 作曲 : ハチ [00:01.45](さあさあ 今宵も無礼講) [00:04.05](獄卒衆すら巻き込んで) [00:06.10](宴の瀬にて成り下がるは) [00:08.50](純真無垢故質の悪い) [00:11.50](悪虐非道に御座います) [00:13.91] [00:29.05]片足無くした猫が笑う [00:31.68]「ソコ行ク御嬢サン遊ビマショ」 [00:34.67]首輪に繋がる赤い紐は [00:37.39]片足の代わりになっちゃいない [00:39.68] [00:40.38]や や や や 嫌 嫌 嫌 [00:42.50] [00:43.20]列成す卒塔婆(そとば)の群れが歌う [00:45.88]「ソコ行ク御嬢サン踊リマショ」 [00:48.85]足元密かに咲いた花は [00:51.56]しかめっ面しては愚痴ってる [00:53.83] [00:54.53]腹を見せた鯉幟(こいのぼり) [01:00.16]孕(はら)んだのは髑髏(されこうべ) [01:05.14] [01:05.84]やい やい 遊びに行こうか [01:11.57]やい やい 笑えや笑え [01:17.24]らい らい むすんでひらいて [01:22.91]らい らい 羅刹(らせつ)と骸(むくろ) [01:27.86] [01:28.56]一つ二つ三つで また開いて [01:31.41]五つ六つ七つで その手を上に [01:34.28]松の樹には首輪で 宙ぶらりんりん [01:37.06]皆皆皆で 結びましょ [01:39.10] [01:39.88](下らぬ余興は手を叩き) [01:42.74](座敷の囲炉裏に焼べ曝せ) [01:44.98] [01:45.62]下賤(げせん)な蟒蛇(うわばみ)墓前で逝く [01:48.25]集(たか)り出す親族争いそい [01:51.19]「生前彼ト約束シタゾ」 [01:53.92]嘯(うそぶ)くも死人に口は無し [01:56.20] [01:56.90]や や や や 嫌 嫌 嫌 [01:59.05] [01:59.75]かって嬉しい花いちもんめ [02:02.36]次々と売られる可愛子ちゃん [02:05.38]最後に残るは下品な付子(ぶす) [02:08.12]誰にも知られずに泣いている [02:11.07] [02:13.88]やい やい 悪戯(いたずら)しようか [02:19.60]やい やい 踊れや踊れ [02:25.24]らい らい むすんでひらいて [02:30.95]らい らい 羅刹(らせつ)と骸(むくろ) [02:35.83] [02:36.53]三つ二つ一つで 息を殺して [02:39.40]七つ八つ十で また結んで [02:42.29]高殿(たたら)さえも耐え兼ね [02:43.73]火傷(やけど)を背負い [02:45.13]猫は開けた襖(ふすま)を閉めて行く [02:52.70] [02:53.50]結局皆様他人事 [02:59.29]結局皆様他人事 [03:04.91]結局皆様他人事 [03:09.94] [03:10.64]他人の不幸は 知らんぷり! [03:12.77] [03:13.47]やい やい 子作りしようか [03:19.11]やい やい 世迷(よま)えや世迷(よま)え [03:24.74]らい らい イロハニ惚れ惚れ [03:30.44]らい らい 羅刹(らせつ)と骸(むくろ) [03:35.39] [03:36.09]一つ二つ三つで また開いて [03:38.91]五つ六つ七つで その手を上に [03:41.83]鳥が泣いてしまわぬ 内にはらへら [03:44.64]一つ二つ三つで また明日 [03:46.84] [03:47.54](悪鬼羅刹の如く その喉猛らせ、) [03:50.35](暴れる蟒蛇の生き血を啜る。) [03:53.22](全ては移ろうので御座います。) [03:56.04](今こうしている間にも、) [03:58.96](様々なものが。) [04:01.72](はて、何の話をしていたかな?) [04:04.23](まあ、そんな与太話は終わりにしましょう。) [04:07.33](さあ、お手を拝借。) [04:09.14] [04:10.14]一つ二つ三つで また明日