[00:00.000] 作词 : IDONO KAWAZU [00:01.000] 作曲 : IDONO KAWAZU [00:18:24]気まぐれなる徘徊夜雨の露に [00:21:42]触れたい気持ちに油断したのだろう [00:27:04]狭窄な抜口に嵌ってしまった [00:34:46]肥えた自我の所為か [00:36:43]飲み過ぎた葡萄酒の所為か [00:40:11]萎ませる為の [00:42:49]瓦斯抜き促す栓ですら見附らない [00:49:50]何処か、遠く遠く逃げたいんだ [00:54:23]この危なっかしさ 脱ぎ捨てて [00:58:32]如何にもこうにも動けないんだ [01:02:20]痞えちまった拘泥を縫い付けて [01:23:30]抜けなくなって幾日か経つ [01:27:14]漂わす花の香りに [01:31:39]疎ましさなど苛立つ位 [01:35:18]窮状も慣れてしまったの [01:39:13]判っていても [01:41:48]どうか、外へ外へ行きたいんだ [01:46:25]虚構、からっきしを解き放ちて [01:50:46]如何にもこうにも成らないんだ [01:54:30]煮えちまった業ですらも喰って [01:58:28]蝶も蟷螂も留まる程固くなって [02:06:30]岩肌時を撫でる様苔のむす迄に [02:14:51]喚こうにも力がない気息奄々也 [02:21:66]愁傷、押し込んで尚、絡みゆく [02:27:58]獣を喰った報い、喰ったくるい [02:35:45]何処か、遠く遠く逃げたいんだ [02:40:26]この危なっかしさ 脱ぎ捨てて [02:44:30]如何にもこうにもいかないんだ [02:48:28]・・・・・・・・・如何すれば [02:49:82]誰か、誰か、気づいておくれや [02:54:34]もう、虫の息逝っちまいそうだ [02:58:01]でも誰の目にも止まらないんだ [03:02:26]すべてから、逃げ隠れたこの身 [03:06:25]光射す筈もない噛んだ粒の辛味