[00:00.000] 作词 : N.G.G.C [00:01.000] 作曲 : N.G.G.C [00:19.000] [00:19.510]通い慣れた駅の改札を抜けたら [00:25.710]いつもの場所を目指してく [00:31.790] [00:32.160]美術館の跡地は面影だけを残して [00:38.540]街を彩るギャラリーになった [00:44.050] [00:45.420]雑踏に掻き消されてゆく歌声と [00:51.130]刹那に響いたギターの音 [00:58.190] [00:58.610]終わりかけた夏のまだ青い陽射しが [01:04.933]傾き始めても僕の影を揺らしてる [01:11.197] [01:11.465]家路を急ぐように行き交う人の群れ [01:17.876]その幸せの数だけ歌い続けていた [01:27.876] [01:32.965]日が暮れてゆくほど賑やかさ増してく [01:39.316]北口とは対照に [01:45.316] [01:45.677]夜が帳を下ろした暗い南口には [01:52.037]誰も知らない物語がある [01:58.738] [01:59.066]来ることのない恋人待つ少女 [02:04.825]今宵は何処に帰るのだろう? [02:11.854] [02:12.265]恋をしてた夏のまだ蒼い残像を [02:18.595]街灯がそっと、ただそっと照らしてる [02:24.716] [02:25.095]帰る場所 失くした彼女の目に映る [02:31.417]その悲しみの数だけ歌い続けていた [02:41.556] [02:45.536]君に話した夢の破片(かけら)は [02:51.895]未だ見つからないまま [02:58.316] [02:58.547]あの日 歌った詩(うた)など [03:01.506]もう消えかけていて [03:04.634]失くしてしまいそうだよ [03:12.372] [03:12.615]雑踏に掻き消されてゆく歌声と [03:18.485]刹那に響いたギターの音 [03:25.316] [03:27.496]いま最終バスが通り過ぎてくけど [03:31.604]座り込んだまま僕は歌い続けてる [03:31.604] [03:31.604]帰る家さえない人たちの泪と [03:31.604]その寂しさの数だけ [03:31.604] [03:31.604]夢を見てた夏のまだ蒼い想いを [03:31.604]街灯はずっと、ただずっと照らしてる [03:31.604] [03:31.604]さよならの数だけ痛みも知ったけど [03:31.604]それでも願う この歌が届きますように