[00:23.29]永久に消えぬ血の嘆き 死せぬ呪よ [00:30.43]生き続ける虚しさを誰が 気付くというのだろう [00:38.77]天神がたもう恵み 雨水に乞う [00:45.93]大地に眠る彼の元へと 我が身誘い給え [00:54.32]色鮮やかなる草花も 広大に広がる空さえも [01:01.51]今となっては色褪せて唯の灰色の紙切れの如く [01:09.14]瞳閉じれば微笑む君よ 貴方はどんな顔だったろう [01:16.94]朽ちぬ身体というのに記憶は薄れ 滅び崩れて逝くのか [01:24.69]忘らるる想いよ風に乗り 消え逝く前に彼の人の元 [01:32.51]潰えた道辿り着くまで 私のこの心届けておくれ [02:19.29]あれからどれほどの時流れたのか [02:26.62]遂に腕を動かす事も適わぬようになった [02:34.92]されど鼓動は鳴り止む事知らず この身を生かし続ける [02:42.20]人ヒトリいぬこの地で 尚も生き続けろというのだろうか [02:49.73]唯一動くこの唇で乞い唄を紡ぎ謳い奉る [02:57.67]天神よ大地に眠る彼の元へと我が身を誘い給え [03:05.32]忘らるる想いよ風に乗り 消え逝く前に彼の人の元 [03:13.14]この身は共には逝けぬとも 我が心だけでも届け給え