[00:16.570]世界は初め 灰色て [00:24.530]陽の当たらない 場所佇んでた [00:31.540]長い夜 遠い朝 待ち侘びながら [00:40.260]かじかむ指で なぞる空の弦 [00:49.640]灌いだ まどろみの奥で [00:57.630]私を呼ぶ あなたはだれ? [01:05.620]誰そ彼に手を振った 待宵の夢 [01:13.110]ほどけた瞼 霞み見た光 [01:20.240]眩しさ 指の隙間から [01:28.000]くすぐる 冷めていた頬を [01:35.580]廻りだした 胸の音ことこと [01:43.540]巡りだした 生まれた意味を [01:51.630]暁 別つ月の水面に [01:57.420]白縫いの灯が ゆらゆら揺れた [02:07.120]重ならない 円かな仕組みの中で [02:14.900]繫がるの 真向いの熱が 今 [03:12.360]終わりはきっと もうすぐに [03:20.030]世界の緑 空を眺めてた [03:27.960]黒と白 陰と明 だけの視界に [03:36.300]躍ったそれは 数多色の鮮 [03:42.690]見て 雲一色の空を [03:50.590]朝焼け 夕焼けが染めた [03:58.300]見て 無垢一色の土肌に [04:06.040]刻みついた 二つ足跡 [04:18.120]彩 森羅万象の顔 [04:23.900]紅の手が 自在色づけた [04:33.380]愛という 万物起源の術で [04:41.240]繫がるの 真向いの熱に 今 [04:56.910]重なりたい 交り合おうとする心 [05:04.550]往きましょう 何時の環の中でもきっと [05:20.260]暁 別つ月の水面に [05:26.590]白縫いの灯が ゆらゆら揺れた [05:35.810]重ならない 円かな仕組みの中で [05:43.900]繫がるの 真向いの熱が 今