ひとり桜。 4月の君は枯れた桜でした  覚えてる それはまだ肌寒い季節の頃でした 誰かの笑顔背に見上げた桜  死桜 見るたび衰弱していくのだろう  ああ 涙ナミダ泪はシクシクと鳴き声は幼きながら見た夜 冷たい無口な手で明日に生かされてる意味に触れ 咲いてた君は泣いてた ひとりでかくれんぼして ごらんよもっとごらんよ ゆびきりの場所へ埋めた「 」 涙ナミダ泪はシクシクと鳴き声は幼きながら見た夜 冷たい無口な手で明日に生かされてる意味に触れ さよならできると自問自答してました ごめんねごめんね さよならできるかな ごらんよあの死桜は気が触れた夜へ散った まるでね眠ってるようで 理解できずに病室で泣いた 4月に産まれた僕は 今でも桜が怖い じきに会いにいくからね 見上げる桜は ひとり