絵本宇宙·紺 作词 : Himawari 作曲 : Himawari 枯らしてく 天の川が 交わしてく 虹の音が 果てしない まほろば 繰り返しの 絵空事 今だけは 眠るまま 溺れたいだけを思って ただ深く 深く 深く 泡が星のように tik-tak 騒がしくヒトデの群れが 輪を描いて踊るように 目をくらませ 時忘れて 不思議な国へ飛び降りて 鳴り響くマーメイドの歌が 手を伸ばして触れるように 耳済ませて 音を攫め 足元に広がる 海底の夢 消えてゆく 竜胆の花が(ひとつ ふたつ 姿を消してく) 見えてゆく 月の舟が(ひかり ひかる 棚引く波) 動き出す 絵の具が(ひだり みぎ 揺らめ始める) ふと目に映る utopia(うすら みえる まぼろしの旅) 君だけは 睡るまま とっくに知ってるからさ ただ強く 強く 強く もう一度抱きしめたい tik-tak 目に浮かぶクラゲの裾が ガラス越し飛んでるように 手を合わせて 祈りを込め 二人で描いた宇宙へ 燃え続くサソリの炎が 思いの隅を照らすように 儚い声 どうか届け 奏で続ける 星巡りの調べ