沈没 作词 : 蒼羅杏 作曲 : yato 煉瓦の壁が 崩れるように 赫く焼けた空は黄昏れて 世界の終わりを告げる 過ぎ去ってゆく 月と花 沈没 意識の底へ 化石の海へ 臨終の日 従順に 名前を忘れて 渡り鳥が往く 闇の果てへ 私の首を 絞める貴女は 最後まで悲しい顔をして 何かを伝えようとした 浮彫となる 両の腕 沈没 記憶の淵へ 未生以前の 空の空へ 絡み合い 縺れ合う運命 貴女の瞳と 歌う私の骨 ねえ、もしも次があるなら、 そう、貴女になりたいと思う。 だから悲しまないで。 笑って、また来世、二人会いましょう。 沈没 意識の底へ 化石の海へ 臨終の日 従順に 名前を忘れて 渡り鳥が往く 闇の果てへ