03. MEMORY ROOM 作词 : 蒼羅杏 さっきから窓の外を ずっと眺めているけど 君は来ない そうね どうせ人は みんな誰かにとっての消耗品だ 正夢を見ていた 終わりに近づくたび 君の唇から スローモーションで 「サヨナラ」 壊れた万華鏡から 砕けた愛が次々と溢れ出す 蛍光灯の下で あの日二人で見た赤雪に似てる 私は立ちすくむ 悲しみのゼロ地点 君についた嘘が 今雨となって ザアザア さあ 涙の機能すべて グレーアウトになるまで 逆さまの街を行こう 私は見るその瞳も 名前呼ぶその声も その次の朝に delete まるで凍てついた星の 川を踏みしめているよう 心揺れて コンクリのディストピア もはや逃げ地図さえ読み取れなくなる 本当の愛はきっと 言葉にしてはいけない リセットのボタンを 押してもやり直せないね 照れ笑ういつかの君が 車のテールランプで ぼやけて影になる だけどすべてを忘れても 今日の雨音だけは いつまでも記憶(ここ)に remain さあ 涙の機能すべて グレーアウトになるまで 逆さまの街を行こう 私は見るその瞳も 名前呼ぶその声も その次の朝に delete