キスと安楽死(ユーサネシア) 作词 : 蒼羅杏 编曲:風霊狼 愛していると譫言のように 静かに呟くあなたを 抱きしめるしかないけれど 仄暗い感情が、ほら。 点滅する街灯に照らされて 彷徨う埃のよう 二人はあるはずもない幻想(ゆめ)に溺れて どこか、遠くへ。 辿り着く最果ては 誰もいないオンカロ 抱き合ったまま灰になる 私、きっとね、幸せ。 電子の点す微光の海が ゆっくりと呼吸を奪う 廃墟を軋み流れてく ありふれた夏の通り雨。 許されない愛のマグニチュードを きっと誰も知らない 私たちを祝福するかのように 星が、輝く。 死にゆくこの都会は 二人だけのクレーテー 瓦礫の迷宮の中 あなたのキスで、安楽死(ユーサネシア)。