[00:11.111] [00:13.122]「当たり前のことはわきまえて [00:15.592]あなたの口ぶりや素振りだけ見てると [00:18.080] ここがむかむかするの [00:20.545]それになぜだか寂しくなるの」 [00:23.218]「君の意見を押し付けないで [00:25.649]そもそも僕は君の前では [00:28.114] 特に気を付けてたはずなんだ [00:30.584]適当な意見はよしてくれ」 [00:33.618] [00:43.280]「それはそうとして あなた今日も [00:45.832]あたしがあげたあのピアスがさ [00:48.448] あなたの耳に見当たらないね [00:50.792]それはどうやって誤魔化すの?」 [00:53.384]「君の感性で喋らないで [00:55.873]そもそも僕は青が好きでしょう [00:58.505] それを僕は理解して欲しい [01:00.928]僕を知ってからまたお願い」 [01:03.948] [01:06.161]「あぁ あなたとの関係は [01:08.608]拙い相違の範疇よ」 [01:11.200]「なんの理由にもなり得ないさ [01:13.673]そんなんだから君はいつも」 [01:16.280]「もううんざりよ 辞めにしましょう [01:18.744]愛及屋烏はあたしだけ」 [01:21.336]「この話は別の機会にさ [01:23.824]二人の温度で図ろっか」 [01:26.400]「はぁ」 [01:36.488]「明け方の事を思い出して [01:38.856] あなたは眠い目を押さえてさ [01:41.512] 確かにあたしの頬を撫でて [01:44.000]言葉巧みに眠りについた」 [01:46.608]「それのどこが君を苦しめて [01:49.120] ここまで君を赤く染めたか [01:51.648] それが僕は理解できないし [01:54.152] 正直大して気にしてない」 [01:56.728]「なんてこと あなたったら [01:59.512]まるで明け方とは別人ね」 [02:02.180]「心外だ それならば [02:04.589]跪いて泣きわめいてあげようか」 [02:06.785]「あぁ あなたとの関係は [02:09.272]むず痒い想いの結晶よ」 [02:11.816]「夢を見たなら後始末をさ [02:14.225]忘れずに済ませて吐き出して」 [02:16.964]「もうその口は消えて頂戴 [02:19.344]愛多憎生の欠片もない」 [02:21.937]「この話は別の機会にさ [02:24.384]互いの気分でまたいつか」 [02:27.430] [02:47.256]「もうどうしてわからないの」 [02:50.072]「誰も悪くはないから」 [02:52.208]「もうどうしてあたしなの」 [02:54.616]「他に誰がいるのさ」 [02:57.208]「あなたはいつでもそうやって」 [03:02.321]「ここには嘘などひとつも含んでないから」 [03:07.552]「あぁ あなたとの関係は [03:09.856]皮肉に任せたフィクションよ」 [03:12.448]「それについて詳しく話して [03:14.960]僕はまだ君を知らな過ぎる」 [03:17.529]「あぁ あなたとの存在は [03:20.016]合縁奇縁の以下ではない」 [03:22.584]「君と深く話がしたいな [03:25.072]今ではないと意味がないや」 [03:27.848]「はぁ」 [03:38.111]