[00:17.194]乾いた土の上に芽ぶく春風がいま窓を叩く [00:25.947]あなたが綴る短い便りの届く日を待ち遠しく思う [00:36.454]はじめから知っていたの? [00:43.200]実をつける前に閉じ込めた胸の奥の色が恋だと [00:53.950]咲き誇るライラックの庭で [00:56.946]背伸びをしたあなたの無邪気なその愛は [01:02.448]幾億の夜 越えても [01:05.701]変わらぬまま この頬にそっと触れる [01:27.944]小さな毒が染み込んだ土は荒れ果てて色をなくし [01:36.455]旅人たちはひと時の水を得るように楽園を探して [01:47.695]遠い星を目指す [01:53.951]あなたが帰るその日まで [01:56.947]凍るベッドの中 眠るの [02:04.704]駆け巡るフィクションの庭で [02:07.700]彩られた真空の夢にまどろむ [02:13.202]透き通るその瞳は [02:16.451]冷たくてもこの胸に甘く香る [02:55.949]咲き誇るライラックの庭で [02:59.201]あなたといた春の夢を見て待ってる [03:04.448]沈黙の朝を超えて [03:07.700]目覚めさせて氷さえ溶かすキスで [03:13.204]惑星の航海 終えたら [03:16.453]背伸びしてたあなたは私を追い越して [03:21.702]見上げる私をからかう [03:24.951]変わらぬまま この頬にそっと触れて [03:30.455]巡り来る 惑星の上で [03:38.953]咲き誇るライラックの庭で