[00:21.69]味気無い貧相な人生は娯楽にすらならないと知りました [00:28.71]欲めいた感情だけ剥離して [00:32.16]冷め切った日で被写体を見つめてた [00:35.00]わからない 何が足りないのか この渇きを癒せるものが [00:41.96]干乾びた心は罅割れて 次第に崩れだす [00:49.20]毒を飲み干して 歪な夢に溺れて [00:53.63]此処じゃない何処かへ堕ちていこう [00:56.35]世と別たれた窓のないアトリアにて [01:00.62]朽ち果てる前の君の目を視てる [01:12.61]雨降りの午後の冷たい空気に濫した脳が飢餓に喘いでいる [01:19.78]這いつくばって泥を啜ってもこの欲を満たせはしないでしょう [01:26.90]どうやら二人の願いは互の願いを叶えてくれるらしい [01:33.96]映画を観ても食事をしても尚 無口だった君が [01:36.89]最後に泣きながら笑っていた [01:40.41]毒を飲み干して 歪な夢に溺れて [01:44.84]此処じゃない何処かへ堕ちていこう [01:47.45]世と別たれた窓のないアトリエにて [01:51.87]朽ち果てる前の君の眼を視てる [02:12.02]壊れてしまうなら壊してしまってもいいか [02:16.65]同じ重さの命はない [02:19.55]鮮やかな陽が射した [02:21.49]眼が眩む程に花の散る様は美しく [02:27.01]掻き混ぜた赤が黒に変わるまでもう少しだけ夢を見せて [02:33.51]世と別たれた窓のないアトリエにて [02:37.74]朽ち果てた白い君だけを描く