[00:01.74]大体もう僕の事が わかりきってしまうの [00:05.31]こんなこんな長い線路の最果て [00:09.30]青空思い出して 電池の切れそうな藍じゃないけどさ [00:15.23]全然もう 泣いたりしないよ [00:18.92]一人ぼっちでいいよいいからさ [00:22.22]かわりにこの終点に [00:25.92]夏を教えてくれ [00:42.48]「鉄塔の電線が 影を落としたら [00:50.19]もう僕らは 帰らなきゃいけなくて [00:56.49]街灯が付いたなら 君は小走りで [01:03.31]また明日なんて当たり前だよ」 [01:10.31]夏はきっと切なくて [01:13.65]夏はきっと寂しくて [01:17.17]だけど全部だけど全部忘れたくないんだろう [01:24.08]僕がずっと漂って [01:27.47]もしも藍色の星についたなら [01:32.10]君が待ってる気がしてる [01:52.97]大体もう君の事を 覚えきってしまうよ [01:56.65]こんなこんな長い線路じゃ仕方ない [02:00.87]君は何のため 電池の切れそうな僕の手を引くのさ [02:08.13]暇つぶしなんて そこまで薄情じゃないよ [02:12.82]さっきの続きを話してよ [02:16.45]君が愛おしい夏の [02:20.01]「風鈴の演奏が 虫の声に溶けて [02:27.47]もう僕らは 眠らなきゃいけなくて [02:33.78]蛍光灯消した後 君の手をとって [02:40.73]窓から抜けだして 秘密基地へいこう」 [02:47.90]夏はきっと儚くて [02:51.07]だけどずっと愛おしくて [02:54.55]だから全部だから全部かばんに詰め込んだんだろう [03:01.46]君が聴いた蝉の声 [03:04.98]もしも最果ての星についたな [03:08.80]誰かに話しておくとしよう [03:16.46]ずっと前の前の前の事みたいだ [03:19.80]偽物ばっかの星で僕は [03:23.93]君に出会ってるような [03:29.72]気がしたのさ [03:44.58]きっと泣いていた [03:47.91]ずっとそこに居て [03:50.31]夏をずっと抱きしめていた [03:53.81]だから全部だから全部思い出せないんだろう [04:01.01]二人きりの夏だったんだ [04:04.29]君の笑顔だって泣いた夜もまだ [04:08.81]何一つ僕は [04:12.28]思い出せないよ [04:15.66]二人で覚えておいたから