INSPIRE 透き通るほどの小さな幸せはそう 水面に浮かぶ木の葉が流れるよう 旅人が朽てた他に立ち 嘆きの口笛悲しげに吹き渡る 水鏡に映った姿 哀れに思う事は室極の罪の 揺れる花びら一つ 揺れる花びら二つ 数えてはこの世を抗うだけ …哀れ 暗闇で絶え間なく絡みつく 歪む風景の恐怖から抜け出せず 音もなく消えた水紋の 伝う模様はかたどる人の連鎖の様 揺れる花びら一つ 揺れる花びら二つ 見つめてはただこの世を見限るばかり 水鏡に映った姿 哀れに思う事は室極の罪の 揺れる花びら一つ 揺れる花びら二つ 数えてはこの世を抗うだけ …哀れ