回想録 弱かった 何も出来なかった 涙の理由も聞けなかった 「また明日」 それが最後だった 僕らの旅のはじまりを歌った 知らず知らず歩いてきた 改札を過ぎ去った頃 誰かの言葉を思い出せば 帰りの切符がないと知って 不安に勝る希望と未来 怖いものなんて見えなかった 想像してた今に 足りない自分だらけと 叫ぶ言葉 枯らす声 僕らどこへ向かうのか あこがれの距離 夜をまとって「近くなった」 強がっていた 平凡だった 気付いていた 弱かった 何も出来なかった 涙の理由も聞けなかった 「また明日」 約束をした 僕らは旅を続けている