[00:21.78]何も謂わぬはずの物の具が [00:26.73]終に妖となり罵る [00:31.60]ほら 右へ左へ 上から下へ [00:34.60]撥を回して 囃し立てる [00:37.41]誰に依ることもなく生きたい [00:42.43]かつて与えられた御役目を捨て [00:47.42]今を昔へ 九十九の果てへ [00:50.18]空蝉の暦を捲って さあ [00:52.72]昼から夜へ 冬から夏へ [00:55.40]目まぐるしく変わる景色 [00:57.79]激しく打ち鳴らす雷鳴の拍動(リズム) [01:02.77]夢と現の境を飛び越えて [01:07.92]唐突に荒ぶる雷鳴の拍動 [01:13.07]兵どもの血潮が滾る音さ [01:29.54]雲が月明かりと混ざり合い [01:34.51]星が頼りなく瞬く空 [01:39.76]不意に荒れ野に疾る旋風が [01:44.98]冥き闇の中に吸い込まれたら [01:50.14]刹那を永遠へ 彼方の傍へ [01:52.95]泡沫の掟を破って さあ [01:55.43]朝から夕へ 春から秋へ [01:58.05]変わり映えに欠ける景色 [02:00.37]鋭く貫く稲妻の曲節(メロディ) [02:05.30]嘘と真の間を駆け抜けて [02:10.52]軍場を引き裂く稲妻の曲節 [02:15.76]魑魅魍魎が渦巻く裏表さ [02:39.94]危うげな橋を渡りながら [02:44.78]ただ綾ふやな楽園を求める [02:50.28]古の柵 叩きつけて [02:55.23]また行き過ぎた願事 [02:59.21]譫言の様に喚く [03:03.18]遍く全ては魂を宿す [03:07.94]過ぎ往く日々が虚しく見えるとも [03:13.00]仮初の命の負い目を隠して [03:18.22]己が力を讃えよう [03:21.38]激しく打ち鳴らす雷鳴の拍動 [03:26.09]夢と現の境を飛び越えて [03:31.39]唐突に荒ぶる雷鳴の拍動 [03:36.64]兵どもの血潮が滾る音さ [03:42.54]今を昔へ 九十九の果てへ [03:45.11]空蝉の暦を捲って さあ [03:47.60]昼から夜へ 冬から夏へ [03:50.30]目まぐるしく変わる景色