如蓮華在水 鳥の声も届かない この水の底 あしもとには暗闇が広がっているけど 見上げた水面は 降り注いだ朝日映して きらきらと輝き揺れる 重たい泥を抜けて 高く高く咲いた もし命がまた廻るのなら 僕は僕に生まれたい 過去も現在 (いま) も未来も 同じ想い胸に抱く 濁世に咲く花 傷付いても 染まらず清らかに 「もうどんな居場所だって幸せだよ」 時に風が吹き荒れる この水の外 激しいほど痛いけれど強くもなれる 見渡す大地に 希望の種そっと残して 夜明けまで再び眠る 儚い時間 (とき) に 心焦がし散りゆく もし命をまた選べるのなら 貴方のもとに生まれたい 過去も現在 (いま) も未来も 同じ想い胸に抱く 苦悩に咲く花 もがきながら くり返す三世を 踏みしめて永遠に生き抜くよ たった一輪の夢は 天 (そら) へ届いた もし命がまた廻るのなら 僕は僕に生まれたい 過去も現在 (いま) も未来も 同じ想い胸に抱く 濁世に咲く花 傷付いても 染まらず清らかに 「もうどんな居場所だって幸せだよ」 白蓮の花 咲き誇る