[00:30.35]いつしか点はてんでに繋がれ、 [00:32.80]籠の様に中心を囲う [00:35.36]「彼女」はぐるりとぐるりを見渡し、 [00:37.92]呆然とその場に立ち尽くす [00:50.54]何時しか天から見放され、 [00:53.03]異端のレッテルを貼られる [00:55.47]「彼女」はばさりとスカート揺らして、 [00:57.99]頭抱えその場にしゃがみ込む [01:00.64](かごめやかごめ、) [01:02.87]冷えた視線を笑顔の下に隠して [01:05.45](籠の中の鳥は、) [01:07.86]廻転木馬はかくて廻りはじめた [01:10.59](いついつ出やる) [01:12.87]長いものに巻かれるのは楽だけど [01:15.58]僕より低いその声で、「かごまないで」 [01:20.75]其れを聴け [01:21.73]廻る廻るいびつな廻転木馬メリーゴーランド [01:26.69]濃紺の袖に腕をとおす [01:31.66]そう何を常じょうとするかなんて決めるのは僕次第で [01:36.42]さあ堺を越えていけ [01:42.67]うしろの正面は誰だ [01:47.67]うしろの正面は誰だ [02:00.19]何時しか空席は無視され繋がれ、 [02:02.47]輪を以ては害を成す [02:04.95]「彼女」の心底を理解するなどと云うのは範疇にないのだろう [02:09.97](かごめやかごめ、) [02:12.12]独裁政治で表を統一して [02:15.10](8籠の中の鳥は、) [02:17.27]回転木馬は加速度更に増した [02:20.06](いついつ出やる) [02:22.35]正答がないことも理解している [02:25.08]だからこそ弾き出すのは、「かごまないで」 [02:30.45]暫し待て [02:31.17]廻る廻るいびつな廻転木馬メリーゴーランド [02:36.15]輪追われた点こちらにとおす [02:41.22]8そう鶴も亀も滑らせはしない、その泪に誓って [02:46.21]さあ価値観ものさし変えていけ [03:09.12](廻る廻るいびつな廻転木馬メリーゴーランド) [03:09.22]「彼女」を「彼」と呼んでいた頃、ふと思い出して [03:28.53]御覧あれ [03:29.27]廻る廻るいびつな廻転木馬メリーゴーランド [03:34.27]それでも頑なに我を通す [03:39.22]そう何を常とするかなんて決めるのは僕次第で [03:43.99]8さあ境を越えて [03:46.92]廻る廻るいびつな廻転木馬メリーゴーランド [03:51.91]それでも頑なに我を通す [03:56.95]そう何を一番手強いとするのかも僕次第で [04:01.67]8 さあ歴史を覆せ [04:08.02]うしろの正面は誰だ [04:12.98]うしろの正面は誰だ [04:18.20]うしろの正面は誰だ [04:23.16]「日が暮れるから帰ろう」