[00:23.69]「目を開けてよ」 [00:28.77]半色はしたいろした眼が見たくて、 [00:31.30]白い部屋に反響 独り言 [00:34.48]「目を開けてよ」 [00:39.38]異を常にし、 [00:40.69]心底読めぬ彼の殺気が立ってる気がした [00:45.16]「助けたいですか」 [00:49.99]昔から優しく怪しい博士が注射器持った [00:55.74]「みつけてきてくださいね」 [01:00.62]痛みなかった、今様色の、 [01:03.27]目と目があった、気を失った [01:05.93]いちにのさん、はいで、(這いて)、ハイで! [01:08.83]きっと浮かんでる感覚 [01:11.37]知能を持った芋虫は言った [01:13.96]「泣いて馬謖ばしょく斬りますか?」 [01:16.48]ざんねんな、のうで、(いえす?)、のーで! [01:19.39]きっとひとりで迷ってる [01:21.93]「ごめんね」なんてのは言えない [01:27.85]「どこにいるの」 [01:32.66]鏡があった、 [01:33.89]菜の花色の眼がふたつどっち見てた? [01:38.51]「どこにいるの」 [01:43.30]扉があった、幾つもあった、 [01:46.00]壊れたパズル必死に集めた [01:49.15] 「臆病だなあ」 [01:53.96]足元の猫、僕の内側、 [01:56.56]見透かされてるみたいで [01:59.81]「臆病だなあ、僕も」 [02:04.70]猫を抱えた、扉を開けた、 [02:07.45]決めた僕は、迎えに行くよ [02:09.85]いちにのさん、しーで、(如いて)、しーで! [02:12.77]もっと叫ぶよ、届くまで [02:15.30]紳士なダンプティ・ハンプティ言った [02:17.94]「棺はこに菊は入れますか?」 [02:20.45]からっぽな、のうで、(いえす?)、のーで! [02:23.45]もっとほんとは遊びたくて [02:25.93]「許して」なんてのはもっと言えない [02:53.04]もーいーかい、(いいかい)、さあ、もういいかい [02:55.37]「ずっとひとりきりで生きてく」 [02:58.00]そう呟いた君の本音はもっと前から知ってる [03:03.17]もーいーよ、(いいよ)、そう、もういいよ [03:06.07]僕もおんなじさ知ってるよ [03:08.76]その中身は僕だけでいーんだよ [03:13.87]いちにのさん、はいで、(吐いて)、ハイで! [03:16.83]ずたぼろになった足引摺る [03:19.30]迷子少女のアリスは言った [03:21.95]「毒もお皿も食べちゃう?」 [03:24.44]ざんねんな、のうで、(いえす?)、のーで! [03:27.57]ほんとは正しい道知ってる [03:30.08]「帰ろう」なんてのも言えないあたりがホント狂ってる [03:35.23]いちにのさん、しーで、(如いて)、しーで! [03:38.10]ちょっと寄り道しすぎたかな [03:40.62]心を模した女王は言った [03:43.26]「音にせねば伝わりません」 [03:45.73]からっぽな、のうで、(のーで?)、いえす! [03:48.92]言いたいこと、ちゃんと言わなくちゃ [03:51.44]半色の目が合った [03:56.75]この言葉よ、君に伝われ!