[00:00.00]一つの終焉 結ばれた糸 [00:04.57]二つの宿星 合わせた鏡の中 [00:08.48]脈打ち流れる時間を昇り [00:12.39]もう一度 もう一度 あの日の雲の果てへ [00:16.29] [00:18.17]守られたゆりかごを捨て [00:21.87]先の見えない砂塵を行く [00:25.82]主(母)より賜りし命と [00:29.18]その道を照らすために [00:33.04] [00:33.54]醒めた竜に噛み千切られ [00:37.36]幾千も人は身を寄せて [00:41.21]幻想と歌い継がれた [00:44.58]赤き大地を視る [00:47.84]いま真誠となる [00:52.13] [00:52.63]嗚呼 霞に浮かぶ暁 [01:00.38]燃え立つ烽火を上げ [01:07.70] [01:08.20]錆び付き煤けた風の中で [01:14.17]天を目指す手に逆らい [01:19.26]奈落へ辿り着く [01:23.72]瓦礫にあふれた箱庭から [01:29.55]小さなてのひらが希望を掴む [01:37.37] [01:39.05]空はよどみ その姿を [01:42.95]今は誰も覚えていない [01:46.89]人々は未来へ歩み [01:50.09]町は生彩を放つ [01:54.04] [01:54.54]鋼を叩く音が響く [01:58.30]少女は希望を腕に抱き [02:02.13]軋む鉄の橋を渡る [02:05.51]まだ何も知らずに [02:08.85]今は無邪気なまま [02:13.13] [02:13.63]嗚呼 尊き君へ光を [02:21.35]儚き魂を捧ぐ [02:32.61] [02:33.11]油に塗れた瞳の奥 [02:38.91]少女に微笑む温もり [02:44.16]時計が進み出す [02:48.48]小さな胡蝶の羽ばたきから [02:54.34]生まれた嵐は全てを巻き込む [03:03.12] [03:04.04]猛り狂う厳つ霊より [03:11.64]出ずる影は毒を孕み地に潜む [03:21.04] [03:50.19]芽生えた衝動 光を受け [03:56.05]一雫ゆらぐ輪郭 何度も確かめる [04:05.62]奈落の底から掬い上げた [04:11.41]小さなてのひらを結び [04:16.91]ふたり駆け出す [04:20.85]双ぶ虚空を仰ぐ [04:28.14] [04:28.64]一つの開演 解かれた糸 [04:32.55]二つの宿命 覗いた鏡の向こう [04:36.54]脈打つ鼓動と時間は流れ [04:40.27]もう一度 ここから 全ての始まりへと [04:43.97]