[00:08.21] [00:22.74]窓の外を飛行機雲が滑った。 [00:29.92]退屈は何か始まる予感だった。 [00:36.99] [00:44.40]終わらないものなんてないって言うじゃん。 [00:51.67]そんなの簡単には言えないよ。だって... [00:58.54] [00:58.91]子供だとか、大人だとか、 [01:05.90]割り切れないあまりの部分。 [01:13.55] [01:19.93]まだ飛べるのかなぁ。 [01:23.56]どこまで行けるかなぁ。 [01:27.25]誰にも言えなくて飲み込んだ憧れ。 [01:34.08] [01:34.52]君の肩に降る差し込んだ日差しが、 [01:41.77]キラキラ光るから、 [01:45.33]その眩しさにいっそ泣きたくなるけど。 [01:50.73] [01:57.09]期待するだけ不安は募って、 [02:04.48]期待される事も同じになって。 [02:11.56] [02:11.84]描いた夢、なぞった日々。 [02:18.76]変わらないまま、変わっていく事。 [02:24.97] [02:25.42]でも笑えるかなぁ。それだけでいいのに。 [02:32.64]誰かの言葉に噴き出したみたいに。 [02:40.03]僕の両足に吹き荒ぶ木の葉が、 [02:47.01]しらじらと舞うから、 [02:50.78]その冷たさにいっそ笑うしかなくて。 [02:58.49] [03:11.69]聞けないのは言えないから、 [03:18.81]言えないのは怖かったから。 [03:26.39] [03:32.69]まだ飛べるのなら、 [03:36.28]どこかへ行けるなら、 [03:39.96]話してみようかなぁ。 [03:43.51]打ち明けてみようかなぁ。 [03:47.21]君の立つ未来が、 [03:50.90]僕の居る世界が、 [03:54.55]キラキラ光るから、 [03:58.12]そんな気がした退屈な昼下がりに。