[00:00.000] 作词 : H△G [00:01.000] 作曲 : H△G [00:37.26]色褪せたスコアボードと七月の通り雨。 [00:44.51]凛とした入道雲はいつもより白かった。 [00:51.29]飲み干した水筒、こだました歓声、止まったままの夏の日。 [01:02.17]君は今も夢の続き追いかけてる。 [01:08.92] [01:10.31]あの金網の向こう側に見つけた“夏の在りか”を、 [01:17.19]時が過ぎていつの日か“青春”というのならば、 [01:24.50]その時 僕らはもう少し大人になれているのかな? [01:31.90]夏空に消えた校歌斉唱、君の名前 呼んでいた。 [01:41.64] [01:54.89]着崩したユニフォームとつば折りの野球帽。 [02:01.99]昏れなずむグラウンドには君の影が見えた。 [02:08.86]この夏の日がそっと終わりを告げる頃、 [02:16.36]まるで何もなかったかのように僕ら別の道を歩いてゆく。 [02:26.46] [02:27.90]あの白線の向こう側に失くした“夏の在りか”を、 [02:34.56]振り返える時が来ても“青春”といえるのなら、 [02:42.63]その時 僕らは何を見つけ 何を探しているのかな? [02:49.45]忘れぬ夏が確かにあったこと、その代わりにこの歌を。 [02:58.62] [03:26.65]白い制服の眩しさが影を踏むコントラスト。 [03:33.77]ノスタルジックに響くブラスバンドの音。 [03:41.61]夏の魔法にかけられて大人になってくとしても、 [03:48.62]この空に消えた校歌斉唱、忘れない。 [03:56.54]あの金網の向こう側に見つけた“夏の在りか”を、 [04:03.29]その寂しさも含めて“青春”というのならば、 [04:11.04]きらめきの中に隠された青みがかった毎日と、 [04:18.07]過ぎ去りし夏の想い出たちは今もここにあるだろう。