[00:00.69]真昼の月へと浮かび上がった [00:06.28]真っ白に光る月光蟲 [00:12.40]「こころを一房噛みちぎって [00:18.06] 届けに行くのだ」と いうのです [00:52.10]真昼の月へと浮かび上がった [00:57.96]真っ白に光る月光蟲 [01:04.02]「こころを一房噛みちぎって [01:09.80] 届けに行くのだ」と いうのです [01:16.13]グリグリメガネの郵便屋は [01:22.00]「おれが伝える」と声をかけた [01:28.06]でも ひらり [01:30.88]飛んでったそのあとには [01:34.05]椨(たぶ)の灰が残るだけでした [01:39.80]煙が また消えた [01:51.81]大人に ならないんだナァ… [02:03.99]響いた想いが 夜を撫でた [02:09.34]言葉に成れないまま [02:12.95]土に染みて消えるような想いが [02:18.82]音を立てた [02:21.78]思い出せるように [02:52.10]唄え 踊れ [02:54.74]泣いたりはしないぜ [02:58.03]聞こえるだろう? [03:00.55]戻るつもりは…ないか [03:04.02]唄え 踊れ [03:06.71]目を伏せたくらいじゃあ [03:10.02]隠せないんだナァ… [03:15.70]やがて 想いは滲んだようだ [03:21.39]夜をかきわけて 赤い火が灯ったら [03:27.97]せめてほら 響け [03:30.75]また今日が来ても [03:33.79]思い出せるように [03:37.81]響いた想いが 夜を撫でた [03:42.45]言葉に成れないまま [03:45.84]土に染みて消えるような想いが [03:50.39]音を立てた [03:54.72]思い出せるように [03:59.42]その日を超えられるように