[00:00.000] 作词 : ASAGI [00:01.000] 作曲 : ASAGI [00:02.49]Once upon a time there was a fairy king. [00:07.65]The changeling in a midsummer night's Dream. [00:27.13]世界の狭間でサンザシが風に揺れて [00:42.43]眠りへ誘(いざな)う [00:49.16]闇夜に瞬き虹色に光る翅は妖しく舞った [01:10.87]火照る薔薇に夜露が濡れる [01:13.63]不治の病に魘された [01:16.31]人間(友)の初子に祝福を与え迎えよう [01:22.47]馥郁(ふくいく)とした時を [01:27.31]すべての美を讃えて生き続けるこの丘から [01:38.28]交わる魂の行方を [01:44.57]炎よ照らして行け [02:29.76]我らの力の証である珠玉(しゅぎょく)を [02:44.98]贈り合おう [02:51.59]二つの種族は煌々たる月の下 [03:06.78]誓いを立てた [03:13.36]母なる百合の花より生まれ [03:16.01]輝く朝と夜を纏った [03:18.84]我がとこしえの国の子よ [03:21.55]時満ちるまで [03:24.27]星の群れが見守るだろう [03:27.02]たとえ世が道を分かつとも [03:29.70]夢でおまえを愛しぬこう [03:32.33]託(かこ)つことなく [03:35.40]だが瘴霧(しょうむ)が立ち込める [03:42.12]刃が永遠を殺す [03:46.95]迷妄(めいもう)ゆえに翅は穢れ [03:52.84]人の世で毒された心に声は届かぬのか [04:04.05]朽ち葉の船棺葬(せんかんそう)に付す [04:08.72]死がおまえを連れ去って行く [04:14.92]懐かしき我が子の額に [04:21.22]最期の口づけと [04:28.03]一雫の涙を残して [04:34.30]火花が咲き [04:39.38]やがて無数の蝶が舞い上がる