[00:00.000] 作词 : Motoo Fujiwara [00:01.000] 作曲 : Motoo Fujiwara [00:10.46]気付いたらもう嵐の中で [00:14.28]帰り道がわからなくなっていた [00:20.00]記憶の匂いばかり詰めた [00:23.99]空っぽの鞄をぎゅっと抱えて [00:30.63] [00:39.20]時を奪う雨と風の中で [00:43.16]見えなくなって聞こえなくなってしまった [00:48.64]体だけが自動で働いて [00:52.72]泣きそうな胸を必死で庇って [00:57.11] [00:57.67]止まったら消えてしまいそうだから [01:02.07]痛みとあわせて心も隠して [01:06.75]振り返ったら吸い込まれそうだから [01:11.57]今を繰り返す 臆病な爪と牙 [01:16.82] [01:17.20]ここにいるためだけに [01:20.89]命の全部が叫んでいる [01:26.87]涙で出来た思いが [01:30.36]この呼吸を繋ぐ力になる [01:36.90]いくつもなくなったあとに [01:41.63]強く残った ひとつ残った [01:47.37] [01:51.11]その声は流れ星のように [01:55.02]次々に耳に飛び込んでは光って [02:00.43]魚のように集まりだして [02:04.59]冷たかった胸に陽だまりが出来た [02:09.07] [02:10.28]オーロラが広がっているって知った [02:14.17]ふと足もとの虫と目が合って笑った [02:19.58]自分のじゃない足音と会った [02:23.73]全てその声が見せてくれた [02:28.39] [02:28.73]普通の触れ方を知らないから [02:33.00]戸惑っていたら触れてくれた手に [02:37.98]どれだけ夜をくぐり抜けても [02:42.58]ずっと冷めないままの熱が 脈を打つ [02:48.03] [02:48.36]君がいるそれだけで [02:51.93]命の全部が輝く [02:57.93]凍りついた心に [03:01.50]その鼓動が響き火を灯す [03:08.04]わからないままでも側に [03:12.67]君の側に 一番近くに [03:17.08] [03:17.46]空っぽの鞄は空っぽで [03:21.90]愛しい重さを増やしていく [03:26.82]重くなる度怖くなった [03:31.40]潰さないように抱きしめた [03:39.21] [03:55.12]掴むよ 掴んでくれた手を [03:59.26]闇を切り裂け 臆病な爪と牙 [04:04.74] [04:05.11]ここにいるためだけに [04:08.73]命の全部が叫んでいる [04:14.55]ちゃんと守れるように [04:18.21]作られた体で生まれたよ [04:23.91] [04:24.29]涙超えた言葉が [04:27.75]その鼓動から届き勇気になる [04:33.69]君がいるそれだけで [04:37.55]ああ まだ温かい [04:43.99]いくつもなくなったあとに [04:48.60]強く残った ひとつ残った [04:53.11] [04:53.59]離れない いつでも側に [04:58.24]僕の中に 一番近くに [05:05.72]