[00:23.07]静かな 炎の中 [00:24.96]砕けた膝をただ眺めていた [00:28.64]心は鉛のように 重く深く 絶望しても [00:34.10]共に罪を背負い 生きる共犯者(なかま)だと知る時に [00:39.61]もう一度抉じ開けられ 無機質な悦びが満ちる [00:44.82] [00:45.19]咽るほど 込み上げるの [00:49.90]黒い 脈が 体を駆ける [00:56.10]何もかも 嘘なら 良い [01:01.57]嗚呼 今 きっと私は泣いている [01:07.16]終わりゆく 夜の尽(はたて) [01:11.91]白い 水に 壊されてゆく [01:17.37]いつのまにか 影と成り [01:20.70]皺と成り 散(ちり)と成って [01:23.40]貴方はもう 何処にも いない [01:28.44] [01:51.55]激しい 雨の中 [01:53.40]傘も無い 靴も無い 電話も無い [01:56.98]こうして 見下ろす世界は 全て灰色 [02:02.46]瞳を閉じた時 一体どんな 景色が見えるだろう [02:07.93]コンクリートから伝わる温度だけが 私のリアル [02:12.45]Ah... [02:33.96] [02:35.63]痛いほど 震える喉 [02:40.41]黒い 呼吸(いき)を 空 が 飲み込む [02:46.57]汚れた 肌が 雨に溶けて [02:52.12]嗚呼 今 きっと私は嗤っている [02:57.62]風 になる 消えた真昼 [03:02.37]白い 線 が 歪に 包む [03:07.89]いつのひにか もじ と なり [03:11.20]おと と なり みず と なって [03:13.94]あなた と また めぐり あいたい [03:18.51]Ah... [03:41.53]