[00:16.58]汽車の窓 頬杖つけば [00:22.01]流れゆく冬は影絵ね [00:28.36] [00:29.76]旅人の振りして浜辺を [00:34.67]横切れば あなた住む町 [00:41.72]想い出は海を渡って [00:46.75]昔から吹いてくるのよ [00:53.70]くちびるがまだ寒いのは [01:00.13]人恋しさのせいでしょう [01:08.94]年老いた漁師の人が [01:14.10]手を休め笑いかけてる [01:20.65]白ペンキめくれたボートが [01:26.13]焦げた夏 名残らせていた [01:33.72]思い出は海を渡って [01:38.28] [01:38.30]昔から吹いてくるのよ [01:45.84]空っぽな胸の透き間を [01:52.22]白いかもめがすり抜ける [01:59.85] [02:13.11]ひざまでの波のつめたさ [02:18.20]死ぬ気など消えうせるだけ [02:31.14]流木を集めたたき火に [02:36.22]ばかだねと泣く いくじなし [02:42.80] [02:44.83]想い出は 海を渡って [02:48.83]昔から吹いてくるのよ [02:56.95]晴れあがる湘南の空 [03:02.83]悲しみが透き通る [03:09.23]悲しみが透き通る