[00:00.000] 作词 : 凋叶棕 [00:01.000] 作曲 : ZUN [00:02.57] [00:02.58]静かにたゆたう [00:07.33]言葉の要らない空間に二人寄り添いながら… [00:16.56] [00:25.75] [00:26.67]―そっと、ページをめくるおと。 [00:34.17]遠く続く、空間の残響。 [00:39.76] [00:40.97]そこは、けして壊されることのない、静謐が。 [00:49.78]ずっと悠久を湛えている。 [00:56.32] [00:57.02]―そっと、紅茶を啜るおと。 [01:04.42]遠く続く、空間の音響。 [01:09.98] [01:10.83]そこは、けして崩されることのない、静寂が。 [01:19.70]果てしなく続いている。 [01:26.43] [01:26.56] [01:26.86]それぞれ思い思いの [01:34.16]時間を過ごしてゆく [01:40.20] [01:40.86]静かにたゆたう [01:45.57]言葉の要らない空間に二人寄り添いながら… [01:55.82] [01:56.75] [01:57.21]広がる充たされた空間の最中に [02:04.56]得がたい安息を今、感じてる [02:11.13] [02:12.07]本には書かれていない、この距離感 [02:19.57]つかず離れずが心地よいから。 [02:26.69] [02:27.31] [02:27.66]―そっと、ページをめくるおと。 [02:35.13]どこか、規則的なその周期。 [02:40.74] [02:41.68]それは、もしかしたらその中身より、大切な [02:50.78]『何か』に気をとられている証拠? [02:56.92] [02:57.79]―そっと、紅茶を啜るおと。 [03:05.39]どこか、機械的なその間隔。 [03:10.83] [03:11.72]それは、もしかしたらその風味より、重要な。 [03:21.07]『誰か』を気にしているから? [03:26.69] [03:27.18] [03:27.55]尊敬と羨望と [03:35.11]それよりも純粋な趣味 [03:41.00] [03:41.80]互いに不可侵 [03:46.58]だけど、どうしても意識をせずには、居られない。 [03:57.59] [03:57.91] [03:58.26]不得手な意志の伝え方を図り合う [04:05.53]求め合う些細な偶然の果て [04:12.09] [04:13.05]不意にぶつかり合う視線の交錯 [04:20.58]また無限の意味が生まれてく [04:28.04] [04:28.18] [04:28.32] [04:28.83]遠くは、乱さない程に。 [04:35.75]近くは、感じられる程に。 [04:41.32] [04:42.29]心の在り様も [04:47.01]何もかもが狭いほどの距離…安息の距離。 [04:56.99] [04:58.60]広がる充たされた空間の最中に [05:05.82]得がたい安息を今、感じてる [05:12.49] [05:13.33]本には書かれていない、この距離感 [05:20.91]つかず離れずが心地よいから [05:27.74] [05:28.57]もういっそずっとこのまま悠久を抱いて [05:36.13]いつまでも変わることのないままに [05:42.77] [05:43.63]言葉の要らない空間に寄り添う [05:51.27]二人だけの静寂がここに [05:58.29] [05:59.61]永遠の距離を保ちながら… [06:06.76]