[00:00.00] [00:54.30]きっと私は [00:58.30]誰でもなく [01:02.30]何でもなく [01:06.00]そこにいたのだろう [01:10.60]私という現象のままに、意味もなく。 [01:20.50] [01:21.30]そしていつしか [01:24.80]あなたと出会い [01:28.80]二人という [01:32.50]意味を持ちはじめて [01:37.30]私という幻想の先が、生まれていく。 [01:47.00] [01:49.30]二人で歩いた道 [01:53.00]二人でめぐった場所 [01:56.50]二人で探したもの [01:59.80]二人で確かめたもの [02:03.80] [02:03.81]その全てを、この胸に、抱きながら [02:11.20]…私という、愛を添えて。 [02:24.80] [03:03.30]そして私は [03:07.30]誰でもなく [03:11.00]私でさえない [03:14.60]“何か”になっていく。 [03:19.40]私という確信のままに、意味を持って。 [03:29.90] [03:31.00]釘付けにされるほど [03:35.00]心を揺さぶられては [03:38.80]消すことさえかなわぬ [03:41.80]その感情を集めていた [03:45.80] [03:45.90]形をとる、もう一度、この場所で [03:53.00]―私という、愛をこめて。 [04:06.80] [04:07.60]「二人」で今、完全になれる。 [04:15.00]永遠の姿を内に秘めて [04:22.60] [04:22.61]そうして、いつか憧れていた [04:31.00]夢を叶えて。 [04:37.40] [04:37.80]「二人」で今、世界になれる。 [04:45.30]永遠の姿を内に封じて [04:53.00] [04:53.01]そうして、生まれゆく幻想に [05:01.30]私という、愛をこめて。 [05:15.30]