[00:07.650]溜息に融け込んだ [00:10.740]アナクロめいた十(とお)の指と [00:14.080]贅沢に混ぜ込んだ [00:16.870]自由に泣いた少女は言った [00:19.880] [00:20.230]「虫の音よ絶えゆくなよ」 [00:23.150]一鳴き応え窓の縁 [00:26.350]月の端(は)も暈(ぼ)かす [00:28.460]憂世(うきよ)に 踊る人影 [00:31.700] [00:32.300]薫(かお)り 誘い [00:33.600]また拐(かどわ)かす [00:35.210]悲し 愉(たの)し [00:36.690]奏(かなで)の織糸(いと)は [00:38.320]彩葉(いろは) 撫(な)ぜる [00:39.840]夢弦(むげん)の調(しらべ) [00:41.380]朽ちた恋(はな)まで [00:43.250]芽吹くようで [00:57.220]裸足で忍び込んだ [01:00.370]白黒絨毯(じゅうたん)毎夜の青眼 [01:03.490]奇(あや)しげに洒落(しゃれ)込んだ [01:06.530]光の中 男は言った [01:09.240] [01:09.660]「僕の音を君に託そう」 [01:12.600]千秋(ちあき)の風に泣き濡れた [01:15.840]刻む指 震わす弓は [01:18.840]殊更(ことさら)に烈(はげ)しく [01:21.230] [01:21.660]ひらり わらう 世の不条理と [01:24.730]冬の跫(あしおと)に抱かれて [01:27.820]出逢い 別れ 然(さ)れども止まぬ [01:30.910]経緯(たてよこ)の愛(いと)は [01:33.040]永久(とわ)の夢 [02:23.960]「君の音よ 明日はきっと」 [02:26.990]祈り呟く窓の外/窗外小聲的祈禱 [02:30.230]指先に一片(ひとひら)の葉 [02:35.140] [02:35.830]ただ散りゆく花弁に涙も忘れてた [02:45.030] [02:45.350]月に 雪に 鳴く螽斯(きりぎりす) [02:48.320]どうか 君に 聞こえるならば [02:51.420]春に 恋(はな)に 奏でておくれ [02:54.500]垂らす この愛(いと)に 絡ませて [02:57.230] [02:57.690]出逢い 別れ 背中合わせた [03:00.720]悲し 愛(かな)し [03:02.290]奏(かなで)の織糸(いと)は [03:03.860]枯れた 恋(はな)に 羽衣着せて [03:06.940]麗しき実を結ぶでしょう [03:09.610] [03:10.020]君の温もりに眠らせて