氷解 SKY 虚ろな灰色寒さに支配されてゆく FLY 鳥たち遠く飛んでいった ここで1人 傷が癒えなくて 真夜中には彷徨うことさえも 出来ずにこごえて どこへも行けない 暗く冷たい氷は凍らせてしまう  止まらない時計の針さえ 固く冷たく凍ってゆく 明日が来るのかもうわからない SHINE 明け方太陽の光り小さく差し込んだ STAY 優しい温かさが蒼く白い街を照らし出している そっと誰か手を伸ばしてくれた それだけで悪い夢 とけはじめた 暗く冷たい氷も  少しずつ やがて柔らかい水に変わるだろう 固く冷たく凍っていた 大地も春には息吹き出す 氷は今とけてゆく ああ  凍っていたのは自分自身だと気がついた 透きとおる姿見ると 頑なな 心ほどけてゆく